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「科学者的」な視点を持つデザイナーになりたい(願望)

こんにちは!iCAREデザイン本部のやまだです。
急に暑くなってきましたね!
春はどこに行ったのか…
暑さと湿度のダブルパンチでもうヘロヘロです。

今回は今読んでいる本より
面白いな〜と思ったところについて共有しようと思います!

今読んでいる本がこちらです↓↓↓

自分の思考、硬いな〜とか頭の回転遅いな〜、、、
とか思っていたのでこちらの本を読むことにしました。

人間には3つの思考モードがある


人間には元来、誰しもが3つの思考モードを備え持っているのだそうです。そしてこの思考モードが強まると、自身のエラーに気付きにくくなるんだとか…

一つ目の思考が「牧師」モードです。
この思考モードになるときは、信念がぐらつき、思想を守り確固たるものにするために説教をするようになるとか。

二つ目は「検察官」モード。
相手の推論に間違いを感じてしまったら、それを正そうとするために論拠を並べて詰問するようになります。

最後は「政治家」モード。
多くの人を味方につけたいあまり、キャンペーンやロビー活動を行うようになります。


これの何が危険なのか?


上記の3つのモードの陥ると、それぞれ「自分の信念を貫くこと」「他者の過ちを指摘すること」「多くの支持を得ること」に躍起になってしまい、それ以外の考えに頭が及びにくくなるのだそうです。

そうなると、多面的なものの見方ができなくなり、1つの信念に固執してしまうのだとか…

牧師モードは、考えを変えることは弱さの表れとなり、
検察官モードでは、他者に説得されるのは負けを意味する。
政治家モードでは、他人との駆け引きにだけ注力するようになってしまう。

では上記3つのモードに陥らないために何をすればいいのだろうか??

「科学者モード」に頭を切り替える


このモードに陥らないようにするためには、「科学者」のモードに意識的になることが重要だそうです。

科学者のモードとはつまり、
・自分の知っていることを疑い、知識を深掘りする
・仮説を検証し、新たな知識を発見する
・過ちは真実にいっぽ踏み出したことを意味する
という考え方なのだそう。

研究では、科学者思考を持った経営者は一般の経営者に比べて、
倍以上の頻度で考えを変えるそうです。そして、そのような経営者がいる企業は、そうでない企業に比べて3倍近く売り上げを上げることができるのだとか。。。

科学者のように常に考えを再考し、仮説を組み立て実施していく。
そういう冷静に課題を見つめることができるようになれば、仕事上のモヤモヤや難題についても、少しはポジティブに見方を変えることができるのかもしれません。

デザインにおいても、一回作ったものの修正が入っても、それは作ったものが否定されたわけではなく、正しい答えに一歩進むためのプロセスなのだと考えるようになれれば、メンタル的にも結構ゆとりが生まれるかもしれませんね。

以上、やまだでした!!

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