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自己破産の免責が決定した

その日は抜けるような青空で。
わたしは家裁の待合に弁護士の先生と待ち合わせをした。
ここまで来るのに9カ月ほどかかったであろうか。
債務はざっと500万近くあった。
この間、漫画家の西原理恵子さんが本で
「自己破産するなら大きな金額でした方がすっきりするんじゃないか」
と書かれていた。

そのうちに半分は叔母が保証人になったもので・・
わたしが破産すると言ったら半狂乱になっていた。
みんなにバラすと脅かされた。

わたしはお金が無くなるとカードのキャッシングを使っては
自転車操業をしていた。
ついに、借りれなくなり返せなくなり・・
お金が入って来ては、すぐにATMへ駈け込んでいた。

大手クレジット会社のATMを操作してる時に
「あ、こいつまた金を借りた」とか
思われてるんじゃないかと思ってた。

というよりも・・
毎回毎回、生きた心地がしなかった。
会社を辞めて、自分で商売を始めて
最初は良かったものの
収入が不安定になり
信用も無いのでお金も借りられない。

なんで、低所得者には金利が高いんだろうと
当たり前のようなバカなことを考えた。

そもそもクレジットカードのキャッシングって
払えるつもりで借りると思うのだけど
多分返せない人を多く範疇に設定してるのかもしれない。

だから、リボなんて恐ろしいシステムがあるんだろう。

わたしはとっくにカードなんか作れないし
信用なんかゼロだ。

でもお金で困ってる人、助けて欲しい人もきっといると思う。
だから、私は包み隠さずに書こうと思うんだ。


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小説 生活保護、自己破産・・ 鬱病を発症したことで、働けなくなった45歳のシングルの女性 JUNE 成人した子供、親にも頼ることができず・・ いっそ死んでしまった方がいいのではないか・・ 生活保護の受給の苦しさ、お金についての考えを小説にしました。
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