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ガンガの旅③リシケシへ

ヴァラナシを出発する

ACの2等車だったが
車両を間違えてしまい
ローカル席にしばらく乗っていた
が、途中チケットをチェックに来た車掌が
君の席はここではないよ?
と言って正しい席へ案内してくれた

ローカルは
ACがなく
古い感じで
地元民がよく出入りする車両だ

居心地の悪さを受け入れることを良しとする旅では問題はなかった

しかしAC車両になると
それなりにお金を払わないと乗れない車両なので
安全性が抜群に違った

女性ひとり旅で
ローカル席での夜行列車は
不可能ではないが
荷物の危険性や、誰に何をされるか分からない
という面ではやはり
安全面にお金は使うべきであると思う

私の席は最初誰もいなかったので
私はただひたすら寝てた

寝てるだけでつくので
最近寝不足だったこともあってか
ほとんど寝ていた

途中
私と同じような見た目のローカルの人たちが
やってきて
ファミリーと同席だった
どうやら私の席のせいで
パパらしきファミリーが1人あぶれていて個別の席となっている

途中で彼が自分の席と変わってくれないか?
と聞いてきたので
私は喜んで変わった

断然1人席の方が良い
そこからはただただ到着時間近くまで寝てた

後から知ったが
インドの北部ではチベットが近いせいか中国や
モンゴル系の姿をしたインド人の部族がいる
と聞いた

北を移動中だったせいか
北部の部族を初めてみた

朝4時過ぎ

リシケシに近づく
宿泊先が
タクシーを呼べるよと言ってくれてたので
予約をしておいた

実際リシケシまで行く電車はないので
手前の大きめの都市
ハリドワールで降りる

そこからリシケシまで15.20分ほど走ると
リシケシに着くのだ

宿に着くと朝早すぎて
空いてなかったが
30分ほど待ってると
レセプションを通りがかった人が
レセプションのドアを叩きまくって
中で寝込んでしまってたレセプションの人を起こす
私とドライバーがドンドンした時は
全く起きなかったのだが、、

そこから手続きを済ませ

君のドーム(ドミトリーでした)
は今使ってるから
10時まで別の所使っていいよ
と言われ

男女ミックスの大部屋に案内された

部屋に入って荷物を置いたところで
この部屋に泊まっているインド男性に話しかけられた

君、ヨガしてるの?

ヨガマットを持ち歩いていたので
見る人が見ればすぐわかる
ましてやここはリシケシだ

世界中から色んな人がヨガをしに来る

そうだよ。
そう言うと
彼は私に興味を持って
どうして1人なのか
どういう旅をしてるのか聞いた

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