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EMANONの○○ってどこから来たの? ~卒業式のお花編~

ミュニティ・カフェEMANONでは
お花を背景にして元写真部の青砥室長が卒業する三年生の卒業写真を撮るというイベントを去年から行っています。お花を毎年お願いしている“フラワーショップいくた”の生田さんにお話を伺いました!

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(以下、㋑が聞き手のンターン生、◆が語り手のお花屋さんの生田さんです。)

㋑はじめてEMANONを知ったきっかけは何だったんですか?
◆誰から聞いたのかは忘れたんですが、風の噂で、白河駅近くに学生がたむろできる場所ができるらしいと聞いていて、『何か面白い』と感じたのがはじまりです。僕の時代には高校の近くにファーストフードもなかったし、喫茶店は怖い人たちのたまり場でした(笑)だから、自分が高校生の時からあればよかったのになあ、羨ましいなあと感じました。そして、そんなEMANONからオープンのお花を頼まれたわけです。
㋑おー!噂をしていたら向こうからやってきたわけですね。
◆そうなんです。
㋑EMANONのイメージはどんな感じですか?
◆学生のために何かをやっているっていうイメージです。でも、コミュニティスペースではありつつも、僕はカフェとして利用することも多くて。コーヒーやケーキは美味しいし、居心地も悪くないんです。高校生をターゲットとしたカフェなのにデザートやお皿などこだわっていて、青砥さんの本物を出さないといけないという信念がすごくいいなと思います。
㋑そうなんです!高校生だからって下手なものを出すんではなくて、将来の大人である高校生にちゃんとしたものを出そうという意識がEMANONにはあります。だから、高校生だけでなく、大人の方もフラッとケーキを食べに来てくれることもあるんです。 

◆僕はお花屋さんなんですが、お花もカフェも、雑貨も正直なくても生きていけるものです。だけど、それらは人生を豊かにするもので、あるとやっぱり楽しいですよね。そこらへんにカフェとお花屋さんが通じているところがある気がします。
㋑EMANONが白河にできてから、変化を感じることはありますか?
◆んー、変化か。具体的に答えることはできないんですが、ないものができた、それが続いているということ。それは「白河に必要なもの」なんだなと感じます。カフェと同じでお花屋さんも究極なことをいえば、なくてもいい商売なので、お花屋さんとして継続して商売していくために、存在価値のある店になりたいという思いがあります。白河市の活性化とかはあんまり意識していないんですが、存在価値のある店があるだけで、街は輝くと思っていて、そんな店の一つになりたいです。白河市に立ち寄った方が素敵なカフェでお茶して、素敵なお花屋でお花を買っていく。それで満足してくれれば、それだけで十分だと思っています。
㋑確かにそうですよね。大きい魅力がドーンとある街も素敵な場所ではあるけれど、小さな素敵がたくさん詰まった街も同じくらい、人を魅了する価値があると思います。今、インターン先で情報を発信するお手伝いをしているんですが、どれだけ魅力あるものを取り上げて発信しても読み手がいなければ、何も始まらなくて。情報が人に届く難しさを日々感じています。
◆確かにそうですね。特に、外に向けた発信も大切だけど、中の白河市内の人に発信することも同じくらい大切だと思っていて、中の人たちはどんなに魅力的なものがあってもあまりにも身近なことだからそれが魅力あるものなのか気づきにくいんです。すごいことをやっている人はいっぱいいるけどそれが周知されていない時がどうしてもあって。だから、ネットを使って外に向かってデジタルで発信するのももちろん重要だけど、アナログで内に向かって直接伝えることも大切なのかもしれませんね。

(フラワーショップいくたでは生花だけでなく、ドライフラワーも充実!)


㋑そうですよね。直接声をかけて伝えられれば、そのものの魅力だけじゃなくて、伝える人の熱量だったり、気持ちの部分が人に伝わりやすいですし。でもそれには人と出会うことが始まりなのかなと考えたりします。直接伝える前には相手と知り合いになる必要がありますし。だからカフェEMANONみたいな人と人とがコミュニケーションを取れる出会いの場所が、直接情報の回りあう拠点なのかなと感じます。新設予定のゲストハウスでも知らない人と時間を過ごすわけだから、カフェ以上に人と人とを結びつける場所になり得るのかもしれません。
◆確かに。僕もEMANONでハロウィンに高校生と一緒にお花を飾る機会があって、普段出会うことのない高校生たちと話すことがありました。高校生たちは僕と年も立場も考え方も異なるから、同じ花を飾るとなっても全く違うように表現します。年に何回かしかない機会だけど、そういうのは率直にいいなって思っていて、高校生が僕に新たな感覚、情報をくれるというか。人との出会いは情報を得る機会なのかも。カフェではコーヒーを飲む2,3時間しか過ごすことができないけれど、ゲストハウスではそれ以上に時間を共に過ごすわけですから、自然と人と人との距離が近くなって、伝え合う情報がより多くなるのかもしれません。
㋑そうですね。私も今日はじめて生田さんと出会ったわけですが、生田さんの人となりをはじめ、情報発信の難しさなど、すごい量の情報を得た気がします。たくさんお話してできて嬉しかったです。本当にありがとうございました!

【卒業写真イベント当日】            EMANONで卒業写真を撮影した3月1日には、各高校で卒業式のあった三年生をスタッフ一同待ち構え、お花をバックに卒業写真を撮りました。青砥市長が本気で撮影した記念写真をその場でプレゼント。白河高校で答辞を読んだ鈴木朝登くんも写真を撮られてこの表情。インターン生の私もこんなカフェが家の近くにあったらなあと思わずにはいられません。EMANON最高やな!

卒業された皆様、本当におめでとうございます!卒業してからも大学生、社会人として、コミュニティ・カフェEMANONと関わり続けていただけたら嬉しいです!              

(テキスト:中井雛野)



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