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婚姻制度という構造の囚人#175

先日知り合った男性の方が、結婚の際に女性の氏にされていて、とても素敵だなと思った。

得てして、わたしたちは、構造(制度やシステム)の囚人になっている。

囚人というのは、その構造になすがままになっていること。
(インテグラル理論でいうオレンジ段階)

この慣行が定着したのは明治時代からで、現民法は昭和22年から続いている。歪みが起きるのも当然。

その構造上の歪みに気付けば、構造そのものから抜け出したり(たとえば事実婚)、構造そのものを変えることができたり(法改正への動き)、わかった上であえて構造に入り込んだり(あえて女性の氏を選択する)することができる。

でも、多くの人は、何かしらの点で構造の囚人化している。
というのは、構造そのものに気付けない。

わたしたちは、何かしらの社会的システム、構造から、無意識のうちに影響を受けている。

私自身は内面探求が好きだが、内面は外面と相互作用しているのだから、外面へもっと目を向けていかねばならぬと思う。
それでこそ、真の内面探求といえる。

それにしても、友人のこういう選択にしても、はあちゅうの事実婚にしても、こういう行動の発信は多くの方に勇気を与えるものだなと思う。

2021年6月6日の日記より
2021年6月7日

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