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あなたに期待したいから寛容になりたい。

先日、大好きな先輩に誘われて、普段あまり行かない飲みの席に足を運びました。
そのとき、「他人に期待しない」というテーマで話した内容が面白かったのでお伝えしたいと思います。

期待心は悪ではない

ここでお伝えしたいのは、決して期待すること自体が悪いわけではないということです。
なぜなら、私含めて、期待されて嬉しいと感じる人もたくさんいるからです。むしろ、「期待されてなんぼ」と思っています。

そう。私は期待を背負う、競走馬のライリーさ。

しかし、事業フェーズが変わり、多種多様な人が加わることで、多様な価値観に触れる機会も同時に増えました。

すると、会社のバリューに「やっていき(失敗を恐れず、大胆に挑戦し泥臭くやりぬこう)」がありますが、「どうも受け手のリアクションが違うぞ??」という場面も生まれます。
そのことに、ときたまギャップを感じるよね。という話をしました。

"ギャップ"の正体って、なんだ?

このギャップですが、どう解決するのが良いのでしょうか?

もしかしたら、自分自身が寛容になることが、もっとも早く解決できるコツなのかもしれないと思いました。
難しいことですが、「人間の深み」といいますか、巡り巡って「優しさ」を身につけるということです。

でも、優しさだけでは事業は成り立たないので笑、筋トレも大事です。
たとえば、「期待値調整をする」「自己責任の範囲を明確にする」「コミュニケーションの境界線を設ける」など、自分自身を磨くということです。

私の場合は、良し悪しはありますが、他人にあまり期待しない性格です。
もちろん、デメリットとして、人間関係が希薄になる側面があります。

しかし、親密性が高い性格のため、範囲は狭いですが、自分の周囲の人への期待は伝えています。なので、相手に応えてもらえなかった瞬間が、自分にとっては人間の深みを手に入れるチャンスと捉えています。

真面目に生きてきた人の話はいつも面白い

他人に期待しない生き方を実践する前に、多様な価値観を知るための努力もできます。

たとえば、小説を読んだり、映画を見たりすることです。
なかなか私生活だけでは触れることのできない価値観を知ることができます。

また、信頼できる人たちとの飲みの席もあります。
昨今、先輩方の武勇伝を嫌悪する風潮がありますが、誰から聞くかだけシフトすれば金言になります。

こういう席でも、つい傾聴スタイルになってしまうのですが、私から発する意見も重要になる場面もあると思いつつ、良い話ができるように、日々真面目に生きたいと思います。


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