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SNS時代の情報発信

先日紹介しました本書。
非常に面白い内容だったので、早速再読(記憶力悪すぎ?)しております。

第3章では、今後のSNS時代に我々はどう向き合っていくべきか?が具体例を交えながらちきりんさんの論が展開されています。

彼女の主張というのが
”今後、SNSが履歴書に取って代わる時代がやってくる可能性が高いので、ルールを守りつつ、積極的に自分を発信していきましょう”
というもの。

自分を含めたある程度の年齢の人は、え!?という感じかもしれませんが・・・

就職に目を向けてみます。
ネットが発達する以前は、応募者本人が履歴書を書き、希望する会社に提出。解医者側は履歴書情報なりペーパーテストや検査の結果を見、さらに面接を重ねて応募者を絞るというが一般的な流れ。
その履歴書、テスト結果、面接というのは、採用者側が受験者を知るためのツールでした。

そこにインターネット、SNSが入ってきた。
すると、応募者がネットで情報発信をしていれば採用者側はそれも応募者を知る貴重な情報になるわけです。しかも、企業の面接なんて(多くの方がご存知の通り?)両者の騙し合い(?)みたいな側面がありますから、長年に亘りネットで発信を続けてきた個人の情報と比較すると、どちらがその人を知る情報源になりうるかを考えれば、言わずもがなですよね。

採用に際してSNSの検索が行われていることは聞いていましたが、今はAIの発達もあってもっと積極的に活用されつつあるとか。
さらに活用の幅を広げると、応募者の全発信情報を分析して、どういったメンタリティを持っているかとか、企業風土とのマッチング具合等も知ることができる。となれば、ただ学歴(職歴)を列記した紙切れ一枚よりは、情報の質・量共に優位にあるネットの情報が履歴書に取って代わるでしょう、というのがロジックです。

なんとわかりやすい、というか今の自分では反論できない・・・
答えが出るのは数年後なんでしょうが、将来的にはこうなるだろうな、という感覚を持ちました。

自分の周囲の人を見ていると(30代)、SNSと積極的に関わろうというよりも、使い方によってはちょっと距離を置いておこうという人が多い気がします。
使い方を誤って処分されていたり、炎上したりというのでちょっと嫌悪感を持っている人もいたり。

でも、特に若い世代は上述の流れを見込んで常日頃から情報発信に努めていると、将来優位に働くかも。という自分もこうやってnoteに時々記事を公開しています。
今回のエントリーで書いたような内容を知らずにスタートしたものですが、意外と頭の整理にも役立ちますし、(少なくても)読んでくれる人がいることが嬉しかったり。

SNSとの向き合い方を考える良い機会をくれた1冊です。


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