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日本政府、新エネルギー基本計画改定 10/22 日本はケニアから学ぶべき?

みなさん、こんにちは!2030年、Co2削減46% という数字はご存じでしょうか? 今回政府は新エネルギーの基本計画を改定し、今まで発電は原子力と同等だった再生エネルギーの割合を増やしました。

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(図:日経新聞10/22付け)

 当然世界からのバッシングが強い、石炭や石油という火力発電は減らさざるを得なかったようですね。

 原子力は20-22%と変わっておりませんが、27機全部を稼働させてやっととの事。現在はまだ10期しか動いていません。個人的には東日本大震災のことを考えると、原子力への強い恐怖を感じます。

 再生エネルギーが増えましたが、数字合わせの可能性が大きいですね。では、何が再生エネルギーかというと、

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(図:日経新聞 8/23)

 太陽光はソーラーパネルです。先日、Noteでも取り上げた通り、日本では設置ができる土地が少なく、道路を利用した太陽光発電なども検討、実験が進んでいます。

 風力発電は、巨大な風力発電機を使いますが、洋上の発電機は高さ180mにもなります。北海道や東北で多く設置されていますね。

 私が個人的に期待しているのは、地熱発電です。ケニアは地熱発電で46%もの電力をカバーしています。

 以前ケニアに半駐在(半分南アフリカ、半分ケニア)していた時、地熱発電所を見かけました。ケニアにも温泉があるんだなぁとちょっとびっくりしたものです。地熱発電所をよく見ると、「豊田通商」さんの名前が。。。調べてみると、地熱発電機はToshiba製。円借款で、豊田通商がケニアの発電を、日本の技術を使って支えているんです!

 日本は温泉大国ですよね。日本中どこへ行っても温泉があります。資源が少ないといわれる日本ですが、温泉資源は世界トップクラス。地震や火山に悩まされる分、温泉という資源を使うべきだと、強く思います。

 原子力ではなく、先ずはすでに技術もあり資源もある「地熱発電」。いかがでしょう???ぜひケニアに学び、地熱発電の割合を増やしていただきたいですね。

 本日も最後までお読みいただきありがとうございます。素敵な一日をお過ごしください。



 

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