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「親ガチャ」x 「母親を選んで生まれてくる」どちらが正しい?

 経営者のみなさま、おはようございます。親ガチャなる言葉が一般的に浮上してきましたね。「「親ガチャ」とはようするに、自分の両親や生まれた家庭環境は選べない、いうなれば完全な運任せであることを、ソーシャルゲームの「ガチャ(=クジ引き)」になぞらえたネットスラングである」(現代ビジネスより)

  表紙の本は、元福島大学経済学教授、飯田史彦さんの本です。私は当時海外に駐在していたのですが、従業員のモチベーションを上げるための本を帰国時に探していたところ、なぜかこの本のもとになる本に出合い、それ以来愛読しています。

 科学的と言いながらもまだまだ非科学的に思えるところもありますが、信じる信じないよりも、考え方の一つとして取り入れることもありじゃないかなぁなどど考えながら読んでいました。

 その本によると、生まれてくるときには、母親を選んで生まれてくるという事です。

 最近になっても、そのような結果が続々出てきますね。  既に多くの人がご存じの通り、欧米では死後の生命や生まれ変わりに関するする研究がなされています。非科学的と思われていたことを科学的に証明し始めていますが、まだなんとなく100%受け入れるという事は正直できないですね。もっと解明されることを願います。

 最近、霊的資本主義 という言葉と出会いました。現在の資本主義こそが、「親がちゃ」と思わせるような、理不尽な思いを助長しているのだと考えますが、もっと自他に対する幸福がベースとなる経済はないのかな? と長い間考えていました。

 霊的資本主義とは、「ひとりひとりが、自分が本当に得意とすることを見つけて、それぞれの能力や才能を生かして、ひとのため、世のために尽くしながら収入を得ること」。資本が資本を生むほうが、労働よりも強い資本主義経済よりはよさそうですが、”霊的” ということばがまだまだ受け入れがたいですよね。

 ただし、皆が自分の得意や好きで輝けるインフラは以前に比べてかなり整ってきていると思います。

  過去海外60か国以上、主に貧しい中南米やアフリカでビジネスをして思ったことは、日本で生まれただけでなんてアドバンテージがあるんだろう。日本の方々、日本を作り上げた方々に感謝しなければならないと強く思いました。親ガチャのまえに国ガチャでは当たりの国なのかなぁと。

 日本にいるだけで、安全や衛生に関するストレスが、とても下がります。

 また、師匠である小宮一慶先生の本、「なれる最高の自分になる」には、「なぜうまれたか」より「どう生きるか」にフォーカスすると、人生の先が見えてくると書かれています。

 世界的に、「親ガチャ」の元となる”理不尽”なことは、時代を経ることにより、どんどん少なくはなってきていると思います。セクハラ、パワハラ、貧困や虐待も表に出てきて減りつつあります。

  理不尽なことを皆で減らすため、もっと世界中で理不尽なことでかなしい思いを減らすためにも、様々なことに関心を持ち、勉強し、少しずつでも世の中を良くしていきたいですね!

 本日も最後までお読みいただき、大変ありがとうございます。本日も素敵な休日をお過ごしください。


  

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