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伝える技術のコツ ロジカルな会話

前にロジカルシンキングの基本になることを書きましたが、今回は短い時間で相手に理解してもらえるようなコツを紹介します。
前回の内容については以下になります。

伝える技術 「抽象のハシゴ」

ハシゴ

この言葉を聞いてもパッとこないかもしれません。私もそうでした。
皆さんは、例えば「下半身を鍛えられるトレーニングをする」と言われて何を浮かべますか?
「スクワット」と答える人もいれば、「坂道ダッシュ」と答える人も中にはいるでしょう。

このように、いきなり抽象的すぎることを言っても、人によって解釈が違うため、お互いに食い違ったまま終わってしまうことがあります。
かといって、いきなり具体的に「スクワットをする」といっても選択肢が限られてしまいます。

ここで大事なのが、まずお互いのイメージがしっかりと共有されているのか?と意識してみることです。
言葉の頭に、抽象度を上げる「つまり」や「まとめると」を使ったり、具体度を上げる「具体的には」や「例えば」を使って表現したほうが相手も話す内容を想像しやすいです。

「結理事結」こそSimple is best!

結理事結とは、結論・理由・事例・結論の順に伝える手法です。
時間が限られている場面ではかなり効果を発揮できます。一言でいえば、”単刀直入”に相手に伝える場合ですね。

「結理事結」とは
①”相手に突き刺さる”尖ったような「結論
②なぜなら~のような「理由
③”抽象のハシゴ”を利用した「事例
④メッセージを強調するためのとどめの「結論

以上が結理事結を実行する上での肝になります。これだけでは具体的なイメージがしづらいと思うので、以下にまとまった具体例が載っていたので、一度見てみるといいでしょう。

<まとめ>

これ以外にも起承転結という言葉もありますが、前置きの時間が無い場合は不向きです。そのため「結理事結」と「起承転結」をうまく使い分けましょう。

最近は簡略的にわかりやすく伝えられるように記事を書くような試みでやっています。これもある意味アウトプットだと思います。

最後にこの内容を参考にした本を紹介します。マンガでわかるシリーズは本当に頭に入りやすいです。今(2020年5月25日時点)ならAmazonプライム会員はkindkeで無料で読めます!


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