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神戸に行った話

 神戸には何かと縁がある気がしている。これと言って、大きなストーリーがあるわけではないけれども、学生の時にある財団さんから奨学金をいただいていて、そこの本部が神戸にあった。その関連イベントで2度ほど訪れた神戸。そんな軽い関係性しかなく、生まれも育ちも京都なのに毎年冬の季節になるとなんだか神戸に呼ばれるというか惹かれている自分がいる。そうなってくると「神戸へ行きたい欲」がむくむくと育ってきて、神戸のことが思考の中でも大きな割合を占めてきてしまう。となると、有休をとってでも行ってしまう。土日でも行けるのだが、人が多くて、移動だけで2時間以上かかってしまう。おんなじ関西エリアのはずなのに近くて遠い、そんな神戸。

 その日は天気もよく、冬にしては暖かい1日だった。月曜日に有休をとって、朝から神戸へ向かう。今回の主目的は海を見たい、飲茶ランチを食べたい、チーズケーキを食べたいと欲の赴くままの旅になってしまった。メリケンパークは訪れる度に少しずつ姿を変え、人々の憩いの場になっている。海沿いで暖かな日差しを受け、もう少しもう少しと時間を過ごしたかったものの、飲茶ランチが始まる時間がやってくる。正直、神戸に行かなくても飲茶ランチは食べることができるはずなのにわざわざそこで食べたくなってしまったのはやはり、神戸に惹かれている証拠だろうか。。。

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 飲茶も美味しかったのだが、それ以上にあたりだったのが海鮮粥。粥って、本来的には体調が悪いときに療養のための食事っていうイメージしかなかったけど、海鮮のうまみが粥の中に広がっていて、どんどこ進んでしまう。写真は撮り忘れてしまった。

 海を見て、飲茶を食べて、最後はチーズケーキ。ここは友人に教えてもらったお店で、チーズケーキが何種類もあって、かつ読書向きのお店。こんなお店が京都に欲しい。人と過ごすカフェでのひとときも好きやけど、ひとりで本や自分に向き合いながら、時間を過ごせるカフェの存在はほんとに偉大で、自分だけの時間をいかに確保しつつ、気分転換できるか、そんな当たり前のことを今後も大切にしたい。

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 と、やっぱり神戸がなんだか好き。なんだか分からないけど、神戸が好き。いつか神戸を生活圏にしてみたいなと。。。

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