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曳舟・愛読書のブックカバー作り(#14)

ある日のこと。本棚の掃除をしていると、ボロボロになった愛読書を発見しました。どちらもボロボロで、「単独飛行」に至ってはカバーすらありません。

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「単独飛行」あらすじ

「チョコレート工場の秘密」の作者で有名な、ロアルド・ダールの若き日を描いたエッセイ。シェルカンパニー・アフリカ支社での冒険の日々、さらには第二次世界大戦のパイロット従軍体験など、冒険心にあふれた一冊。「人間の土地」あらすじ

「人間の土地」あらすじ

「星の王子さま」でご存知、サンテグジュペリのエッセイ。職業飛行士という経験を通じて、人生とは何かを問う名著。砂漠に飛行機が不時着した時の様子は、鬼気迫るものがあります。

そういえば、浅草かどこかにブックカバー作りを体験できるお店があったことを思い出します。

スカイツリーの麓にある「甘夏書店」へ

週末。曳舟にある「甘夏書店」というお店に向かいます。
「曳舟駅」で降りると、堂々たるスカイツリーの佇まいに圧巻。スカイツリーをここまで近くで見るのって初めてかも。

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住所が示す場所に向かうと、目当てのお店を発見。
ユニークなことに「甘夏書店」は「一軒家カフェikkA」というカフェの2Fにあります。

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まずはカフェに入って……

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店の奥の階段を上った先が「甘夏書店」です。
同じフロアには「オレンジろうそく」というキャンドル教室もありますが、そこはまた後日訪れます。(先に読むならこちら

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「甘夏書店」は小さなお座敷の本屋さん。
昔読んだことのある絵本から、一般の書店では見かけないちょっとマニアックな本まで、品揃えがユニークなお店でした。

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スタンプやマスキングテープで、ブックカバーをデザイン!

ブックカバーの作り方は簡単です。様々なデザインのA4紙を、スタンプやマスキングテープでデコレートするだけ!

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さて、どんなデザインにしようか。

「単独飛行」も「人間の土地」も、どちらも旅情や冒険心にあふれた作品のため、旅行かばんや飛行機など、旅をイメージしたスタンプを使います。

続いて、アルファベットのスタンプで本の原題を捺印することに。

「単独飛行」……「going solo」
「人間の土地」……「Terre des hommes」

対応した文字のスタンプを探して、一文字ずつ捺印するのはなかなか骨の折れる作業です。
デザインが終わった様子がこちら。

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次はデザイン紙を蝋引きします。

紙とロウをクッキングシートに入れると、アイロンで加熱。するとロウが溶けて、アンティーク感あふれるワックスペーパーが完成しました!

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ロウ引きしたカバーは独特の厚みと質感があって、アンティーク感あふれるタッチに。どちらも一時代前の本のため、古本らしさが出ていて良い!

ブックカバー作りで学んだこと

ブックカバーづくりの存在は前から知っていたものの、実はあまり興味がありませんでした。
曳舟という知らない町に、わざわざ時間をかけてブックカバー作りに行くなんてあまり魅力を感じなかったのです。

でも、本棚でボロボロの愛読書を見つけた瞬間「この本のためにブックカバーが欲しい!」と発想が180°転換され、一気にやってみたい体験に変わりました。

アソビューに入社するまで、「何かをやりたい、でも何をしたらいいのかわからない」ことに悩んでいた自分ですが、やりたいことを見つける新しいアプローチ方法を見つけました。

自分の部屋を見回して、
「自分は何が欲しいだろう? 何があったら生活が満たされるだろう?」と考えると、やってみたい遊び(特にものづくり)がどんどん見つかるのです。

店舗情報

店舗名:甘夏書店
HP:https://www.asoview.com/item/activity/pln3000015567/
アクセス:東京都墨田区向島3-6-5 一軒家カフェikkA 2F
京成「曳舟」駅から徒歩15分
体験料金:1,650円

こちらのマガジンでは、アソビューを100回体験したレポートをまとめています。あなたの「やってみたい!」が、きっと見つかるはず!



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