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地方無名高校から自習のみで東大理三に現役合格した医者の勉強法

初めましてジャンプ―ザーです!

 noteを開いていただきありがとうございます。早速ですが皆さん勉強って得意ですか?好きですか?この質問にyesと答えられる人は中々の少数派でないでしょうか。

それでは少しばかり筆者の自己紹介をさせてください。

地方の無名高校から塾に通わず自習のみで東京大学理科三類(いわゆる東大理三)に現役合格し、医学部を卒業、国家試験までストレートに合格、その後も認定医試験、専門医試験、医学博士課程など数々の試験に一発合格し続けております。

 地方の無名高校から理三に入って思ったのは、出身高校にかなりの偏りがあることです。実際の2020年、東京大学入学者出身高校ランキングを見てみてみましょう。開成、筑波大付属駒場、桜蔭、灘、渋谷教育学園幕張、駒場東邦、麻布…

 お気づきでしょうか。ほぼ関東の有名進学校によって占められております。また、鉄緑会をはじめとする有名塾に通っていた人がほとんどでした。こういった有名進学校、有名塾に関しては、そこに入るための難関試験を突破しなければなりません。

 東京大学に入るために、東京の有名進学校受験→有名塾受験→東大受験というステップを踏んでいる人がかなり多いということです。このレールに乗ってしまえば東大受験突破のために長年蓄積されたマニュアルに沿った授業や指導を受けることができます。

さらに周囲には高いレベルの受験生が多くいるため情報交換や互いに切磋琢磨することもでき、環境面においてかなり有利に戦うことができます。

 さて、それでは今度は筆者の受験環境であった地方無名高校の話をしましょう。

もちろん周りに東大や医学部を受験する生徒などいません。授業も普通の教科書を使った普通の授業です。受験マニュアルを持った塾などもありません(強いて言うならば全国展開している河合塾や東進ハイスクールなどはありましたが)。
 
 自分も高校に入るまでは東大など全く目指していませんでしたので、周囲の生徒と同じように部活動をしたり遊び惚けていました。

 そんな自分がなぜ東大を目指そうと思ったのかというと、高校生に入ってからの定期試験の学内成績がまぁまぁ良かったのです(もちろんトップ10とかでもないしそもそも他の有名進学校に対して偏差値がかなり低い)。これは自分としてはかなり意外でした。あとは純粋に東京に対する憧れがありました。

  理由はそれだけです。そんな単純な理由だけで、よし、東京行きたいしこの成績なら東大目指してみるか!という軽いノリで僕の受験勉強は始まりました。

 正直東京の有名進学校の受験環境や受験マニュアルがあることも知りませんでしたので、勉強方法に関しては全て自己流です。自分で参考書などの情報をかき集め、いかに効率的に点を取るかを意識して試行錯誤しながら勉強しました。

 その結果、高三の夏には模試のランキングに乗るようになり、その頃には東大理三合格を確信するくらい、自分なりの勉強マニュアルを確立していました。

 受験当日も1教科目の数学が終わった時点で合格を確信しました(実際満点でした)。東大理三入学後には良い友人にも恵まれ、今現在社会において大活躍している人たちばかりであり、そこからさらに人脈や選択肢が広がることも多く、本当に東大に入って良かったというのが正直な感想です。

 筆者もその時に培った勉強マニュアルによってその後の医師国家試験や専門医試験なども一発で合格しており、今後も勉強・試験というものに関してはなんでも合格できるだろうと自信を持っております。

 正直いまだに東京の有名進学校や塾のマニュアルなども知らないので、筆者の勉強の仕方は王道ではないかもしれません。

しかし、地方の受験生や、東京にいてもそのような進学校や塾に入っていない人、金銭的な面で勉強環境が揃えられない人にとっては、筆者のように地方無名高校で全て自習によって受験突破してきた人の勉強マニュアルは参考になるのではないでしょうか。

 よく、東大理三に入るのって運も大事なんじゃないの?試験が変わったら合格者ほとんど入れ替わるんじゃないの?なんて声を聞きますが、そんなことはないと思います。おそらくその入れ替わる人達は勉強の質より量を重視したいわゆるガリ勉タイプであり、合格ボーダーライン近辺をうろうろしているような人達です。

もちろんそういった人も少数おり、時間をかけたり何年も浪人して入学する人もいますが、それはかなり非効率的だと思います。

入学して感じたのは、ほとんどの理三合格者は時間をあまりかけない効率的な勉強をして自分達のマニュアルを確立しているような人が多く、受験前から合格に確証を持っているような人達ばかりでした。おそらくこの層は試験が入れ替わろうとも必ず合格するでしょう。

  前置きが長くなりましたが、このnoteのテーマは「地方無名高校から自習のみで東大理三に現役合格した医者の勉強法」です。

 コミュニティ的、地理的、金銭的環境が揃っていない、また勉強方法がわからない受験生、また受験生に限らず、その他資格試験や身につけたい技術がある人に向けて、どのようなことをすれば効率よく勉強ができるのか、ということをメインに伝えていきたいと思います。

さて、このnoteの目次です。

【東大受験に使った参考書、問題集】…実際に筆者が受験の時に使った参考書、問題集の紹介です。ちなみに二次試験で取った科目は英語、数学、国語、化学、物理ですので生物の参考書については書いておりません、すみません。

ここではあくまで当時自分が使っていた本の紹介であり、現在はもっと適切なものが存在しているかもしれません。しかし当時は東大受験における王道の書籍たちであり、現在も王道と呼ばれているものばかりです。

【勉強法】…このnoteのメインとなる内容です。筆者が確立した効率的な勉強法の紹介です。実にシンプルな方法ですが、東大受験に限らず、大学受験や国家試験、資格試験に使える勉強法です

【やっててよかったこと】…おまけに近いですが、個人的に小さい頃にやっていてよかったことを記載します。その後の勉強や思考力、社会に出てからもかなり役に立っているものです。

【おまけ】ゾーンの入り方…ゾーンという言葉を知っていますでしょうか。アスリートなんかは、極限の集中力に入った時によく「ゾーンに入った」と称されることがあります。筆者の特技として自分の好きなタイミングでゾーンに入ることができます。これは勉強時に限らずスポーツ、仕事等の際にかなり有用なテクニックです。文章化してみたのでぜひ試してみてください。

このnoteを読むことで、効率的に勉強ができるようになり、それまで勉強に無駄に費やしていた時間を有効活用できるようになるのではないでしょうか。また、受験生に関しては少しでも現役合格のためのヒントになればよいなと思っております。

それでは始めて行きましょう!


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