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生きていること感想文、続き。 私の体はドラえもんでできている。 目にするのは漫画、アニ…

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生きていること感想文、続き。 私の体はドラえもんでできている。 目にするのは漫画、アニメ、お笑い、小説。耳にするのはTBSラジオ。口にするのは甘いもの。乗り物は自転車。

最近の記事

新海誠ファンかどうか問題

新海誠作品は結構観ている。『ほしのこえ』から観てるし、『君の名は』から今回まで劇場公開時にすぐに観に行っている。 でもファンかというとそうではないような気がする。 では自分にとって新海誠が何かというと、なんだか難しい。ある種羨望のまなざしで見てしまう所もあり、ある種妬ましさもある。 中二思想のセカイ系好きにとっては、その作家性が気に障り、そしてやっぱり見て語りたくなるような気がする。 今回、『すずめの戸締まり』公開前にTVやアマプラで新海誠作品が観れたので久しぶりに過去作

    • なんだってもう一度観ないのか

      ずっと感想を書き留めておこうと思っていたのだけれども 中々筆が重くて書けていなかった。 改めてシン・エヴァの感想を書こうと思う。(とういうか書いていないが) 公開からは随分と経って、その間にもう一度観て それから感想を書こうと思っていたのだけれども 何故か二度目を観ていないのである。 公開してすぐ観に行って、これはもう一度観に行こうと思ってて そうこうしている内に公開が終わりそうになって 特典が新たに付くと聞いて 公開終わったらアマプラでいつでも観れるようになって・・・

      • 当然エヴァQを観ても終わりにはならない

        序・破と観て当然Qも嫁と一緒に観ました。 始まってすぐの嫁の質問攻め。 『あれ?何と戦ってるの?誰?アスカ生きてるの? 何?使徒?』 いいから黙って観ろ。 この戦闘シーンのカッコよさだけ観ておけばいいのだ。 『え、シンジ君どこにいたの? 綾波は?え、14年?どういうこと? これ続きだよね?一作飛ばしてない?』 ・・・ いや、分かるよ、お前さんの気持ちは。 確かに続きとは思わないよね。かなり唐突な話の入り方だし。 ただ嫁よ、リアタイで観てきた私の方が もっと、 ず

        • エヴァを観たことない嫁と観たエヴァ新劇場版 序・破

          公開延期にショックと安堵が入り混じる。 長年の作品ファンである以上は作品が終わるところに立ち会わないといけないんだけど、終わってしまったら寂しい。最近ハンターハンター読んでもそんなこと思ったりした。 新劇場版完結を迎えるにあたり、公開日である今日この日に絶対観に行こうと思ってた。 エヴァとは長い付き合いでそれがようやく終わる。 どう終わる? その興味が尽きないので観に行くにあたって前三作を見直そうと思ってた。せっかくなので嫁と一緒に観ることに。 うちの嫁の予備知識は、

        新海誠ファンかどうか問題

          映画ドラえもん のび太と鉄人兵団

          https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B019GPDLCS/ref=atv_dp_share_cu_r またまた名作を見てしまったので感想を。何年か前にリメイク版を観てはいたがあまり記憶にないなあ。 ・ドラえもんというロボットの存在を忘れて、スネ夫のロボットを羨ましがるの面白い。ミクロス小学生と同じデカさ。 ・ついに「ドラえもん」コールからの映画始まり。 ・オープニングドラえもんかわいいな。 ・北極で大変な目に合うドラ

          映画ドラえもん のび太と鉄人兵団

          映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争

          https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B019GPDUII/ref=atv_dp_share_cu_r 同居人が暇すぎてドラえもん映画を一から見るというので付き合っている。漫画は全部持っていて何度も読んで来たけど意外に映像では見てないのが多いので楽しい。 感想を箇条書きで。 ・まずポスターかっこいいな。 ・OPで名作映画のオマージュ。この映画自体がスターウォーズから来てるけどまんま使っていたとは。 ・ジオラマ作って映画

          映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争

          映画ドラえもん のび太の魔界大冒険

          巣ごもり映画鑑賞。 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B019GPDMFY/ref=atv_dp_share_cu_r ・導入からドラミが助けてくれることで後々の展開へ布石を打っている。 ・博識な出木杉の登場により、説明に対しての説得力が増す。 ・魔界への突入、冒険パターンは大魔境と同じ。いくつかの試練ステージがあって到着→大魔王到達。大人が見るとあっさりな展開に違和感を持つが子供にはここまでやってこれたのに…という絶望

          映画ドラえもん のび太の魔界大冒険

          『エモい』という感情を知る

          言葉にできないような感情を言葉にしてしまうってすごいなと思う。 今までなかった言葉により、意味が作られたのだ。この感情の意味が。 エモいなあって誰かが言えばそれはエモい動作であり印象であり行動であるのだ。エモさを言葉で伝えることで人もエモさを理解しようとする。 だから誰かがエモいエモい言っている訳の分からないことも共感することができるようになる。なるほど分からないことも含めてエモいんだって納得する。無感情を「エモい」ということに変換することができる。 それで何かという

          『エモい』という感情を知る

          『天気の子』とセカイ系の話

          映画『天気の子』を観た。公開後の様々な感想に耳を塞いでいたが、時折Twitter上で上がってくる、「00年代のエロゲ」や「セカイ系」の単語に惹かれ、予定のない盆休みに一つ映画をわざわざ観に行くという計画を入れた。 先に出た関連キーワードがやたらと刺さる人たちとの共有が観に行く動機づけになった。アラフォーの身で今更エロゲの話をする機会もない。社会人になってエロゲをやることもテキスト系のゲームをやることもなくなった。というかゲーム自体をやる気力が生まれない。ゲームが仕事のタスク

          『天気の子』とセカイ系の話