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すでにもっているものに感謝!

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます⛄
本年も皆さんにとって健康で良い一年になりますようお祈り申し上げます。

私はホテル勤務のため年末年始が稼ぎ時。
年末の白馬は「もう勘弁してください~」というほど雪が降り、一日中会社の雪かきに追われて腰を痛め、怒涛の連勤が今日やっと開けて一息ついています。

そんなわけで元旦も朝から仕事だったのですが、早朝からちょっとしたアクシデントがあったので記録しておきます。

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↑元旦の自宅

ベリースリッピーな朝


その日夫は私より先に7時頃に出勤。
私は携帯を別室で充電しながら、気持ちよくヨガをしていました。
そろそろシャワーしようと思ったら夫からの着信。
普段電話なんかないのでなんかあったっぽい。

「はぁ~やっと電話でた!」
「車がスリップしてはまった。多分引っ張らな無理。迎えにきて!」

どうも家を出て割とすぐスリップしたらしく、30分以上SOSの電話をかけ続けていたそうです。
私は汗が冷えないようにそのへんの物を着込んで、すっぴんにマスクと帽子をかぶって急いで家をでました。

事故現場は家から5分くらいのところでしたが、現場に向かう途中ご近所の方から電話。

「ゆかちゃん、あけましておめでとう~!
さっき車で通ったら○○君(夫)が落ちてて。私何もできないから除雪の人にヘルプ頼んだから。もうすぐ××さん来るから○○君(夫)に伝えてあげて」

その後、同じく現場を通ったと思われる別の方からも連絡が。

「もうすぐ××さんが助けにいってくれるみたいですよ!」

まだ現場についていないので状況が分からないながらも、助けを手配してくださったお2人に感謝を伝えて向かいました。

雪道をそろりそろりと走ること約5分。
現場が見えてきました。

現場は滑らかな下り坂のカーブ。
道の左端に側溝があり、左にスリップして車の左タイヤが落ちて車体が傾いて雪の壁に突っ込んでいました。

「あーやっと来た!」
というちょっと安堵の夫の顔が見えた次の瞬間・・・

なんと私の車も左に滑っていく!!
止めようにももうハンドル操作不可能。
あれよあれよと左の側溝に吸い寄せられるマイカー。

ポス。(車の左側が雪の壁に突っ込んだ音)
・・・・・(🥲)

前に立ってた夫の顔の七変化ぶりが今思い出してもなかなか面白かったw

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助けに行くはずが助けられることに・・・
情けないやら申し訳ないやらで二人佇んでいたら、先にSOSを受けた除雪隊の大きなドーザーが次々と集合。

手際よく車とドーザーをつないで、2台を引き上げてくださいました。
ちなみに現場はアイスリンクのようにツルツルで、おじさんたちもみんな滑っていましたw

困ったときはお互い様だよ~って感じでさわやかに帰っていく除雪隊の方に2人で深々と頭を下げお礼を言って、夫は仕事に、私は一旦家に帰りました。

互助の精神


まさに雪国ならではのアクシデントだったわけですが、田舎暮らしをしているとこうして「助けて」「助けられて」が日常的にあります。
(新参者の私たちは、今回のようにほとんど助けられてばかりなのですが💦)

正直、田舎暮らしもいろいろと面倒なこともありますが、支えてもらっていることを実感するから何か自分もお返しできることがないかなー、とここにいると考えます。
私の場合、その感謝の気持ちが地域でヨガをする原動力にもなっています。

大阪にいた時は自分の住む地域に対してそういう意識は0でしたね・・・
隣に住んでる人も知らなかったし。

2022年もいい年になりますように


その日は結局二人とも仕事に遅れてしまったのですが、
元旦の早朝から多くの方々の手を煩わせてしまったことに申し訳なさを感じながらも、たくさんの方に助けていただいたことに心が温かくなった元旦でした!

一年を振り返ったり新年の抱負を考えたりももちろんいいけど、人とのつながりや健康のありがたさなど「自分がすでにもっているもの」を見つめる時間を少し持ち、感謝の気持ちで一年を始めるのもいいかもしれないですね。

元旦からすべっていい滑り出しになったかも。
コロナとの共存はまだ続きそうですが、健康で、平和なよい年になりますように!


P.S.
出勤時に絶対に同じところで滑らないようめちゃくちゃ気をつけました!
2回目はほんまに笑えないので・・・
雪道運転は心に余裕をもって。雪国の皆さん気をつけましょう!

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↑堂々たる新年の北アルプスの山々







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