動物用の靴

傷つき、泥にまみれ、広島で救助活動をつづける『災害救助犬』の姿16枚

災害現場では、瓦礫や土砂に倒壊した家屋などからガラスや危険物などが混じった状態で、犬達が怪我をすることも珍しくありません。(中略)ニューヨークのビル崩壊後、多くの救助犬が瓦礫の下の人々を捜索しました。この時、救助犬の多くが、犬用ブーツを着用していました。しかし、犬用ブーツは日本では一般的ではないようです。

災害救助犬には靴は必須だと思います。

これを読んで思い出したこと。
平地に慣れたラクダは、岩山に慣れたラクダと違って、足の裏が柔らかいようで、礫砂漠でしばしば足の裏をケガします。太くて長いアカシアのトゲが足の裏に刺さることもよくあります。

モール(モーリタニアやマリ北西部に暮らすラクダに詳しいアラブ系の遊牧民)は、ケガしたラクダの足には、厚い牛の皮で靴を作って足を包んであげていました。

以下、遊牧民の知恵

ラクダが足をケガすると、歩いている時に痛みでガクッとなったり、痛い足をかばって歩き方が少し変わります。
それを見逃さないようにしないといけません。
ケガしたラクダを使い続けてケガが悪化したら、その後長く休ませないといけなくなりますのでそれは遊牧民にとっても不利益になりますから。

また、足の裏にトゲが刺さると、トゲが刺さった足の裏で地面を叩く動作をします。
そんなことしたらトゲが一層深く刺さるだろうに……


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