OPTEMO エンジニアブログ

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アポイントなしでそのまま商談開始できるインサイドセールス向けツール「OPTEMO」の開発者が運営するブログです。開発業務の内容、チーム運用、働き方などについて発信していきます。採用情報はこちら:https://j-tamas.com/recruit/

マガジン

  • 入社エントリ/インタビュー

    弊社社員の入社エントリやインタビューをまとめています。

  • AI関連

    AI関連の記事です。

  • CEO 桃太郎の日記🍑

    ジェイタマズ代表取締役社長 小池桃太郎が書いた記事です。OPTEMOに込めた想い、新しいWEB体験、ビジネスに関することなどを綴っておりますので、ぜひご覧ください。

  • ワーケーション

    メンバーのワーケーション記事です。

最近の記事

BigQueryでLooker Studioの自動データ更新をしてみたよ

はじめにこんにちは、すずきです。 CS部門では、お客さまとの打ち合わせでLooker Studioを用いた分析データを共有しているのですが、このプロセスにいくつかの課題がありました。 課題の解決にあたって初めてGCP(BigQuery, Cloud Functions)を触ったので、備忘録として記事を書きました。 従来の手順 アプリケーションの管理画面から過去一週間分のデータをCSV形式でエクスポート そのデータをGoogleスプレッドシートに手動でコピー スプ

    • SageMaker TrainingのDockerイメージとConda環境を最適化したよ

      こんにちは、すずきです。 以前、以下の記事でDockerコンテナ内にConda環境を設定し、Amazon SageMakerでのトレーニングを実行する手順を書きました。 また、以下の記事では、デバッグ環境(EC2/Deep Learning AMI)とトレーニング環境(SageMaker)で環境を一致させるために、condaの設定ファイルenvironment.ymlをデバッグ環境から書き出して、それを使ってトレーニング環境のDockerイメージを構築しました。 Doc

      • Bunを使ってCIの実行時間を大幅削減した

        こんにちは。 株式会社OPTEMOでエンジニアをしている田代です。 久しぶりのnote投稿です。 頑張って書いています。 CIの時間はゼロにしたいCIの回る時間は、極力ゼロにしたいです。 PRを捌くことに直接的な影響はあまりないかもしれませんが、サクッとPRレビューしてマージしたくてもCIで待つ必要があったり、あとはコスト面でもないにこしたことはありません。 最近ありがたいことに開発に携わる人数が増加していていたり細かな修正もどんどん対応していくことでPRの本数が増えて

        • LangChainで実装されたAIエージェントでポ◯モンのデータ分析とレポートをやってみたよ

          こんにちは、すずきです。 最近、OpenAIが新しいAIエージェントを開発しているという記事が話題になっていました。AutoGPTやBabyAGIが昨年から話題になっていますが、これからAIエージェントがより身近な存在になってきそうです。 この技術動向に少しはキャッチアップしておこうと思い、RAGをつかったチャットボット開発のとき参考にした講座のAIエージェントに関するセクションを観なおしました。 講座で公開されているデータをつかうだけだと面白くないので、ポケモンの種類

        BigQueryでLooker Studioの自動データ更新をしてみたよ

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          マルチステージビルドやDistrolessでGoアプリケーションのDockerイメージを最適化してみたよ

          こんにちは、すずきです。 Node.js(Express)ベースのアプリケーションをGoに移行した際、Dockerイメージのサイズを2.8 GBから400 MBまで大幅に削減できて一旦満足したのですが、リソースの効率的な利用やデプロイの速度向上を目指す中で、さらなるイメージサイズの削減ができることがわかったので、新たな試みをしてみることにしました。 DevOps経験のあるエンジニアには既知の内容だと思いますが、初心者の方々への参考として、改善内容を共有します。 元のDo

          マルチステージビルドやDistrolessでGoアプリケーションのDockerイメージを最適化してみたよ

          OpenID ConnectならGitHub Actionsでクレデンシャルを使わずにデプロイできる

          こんにちは、すずきです。 セキュリティ強化を目指して、なるべくIAMユーザーの使用を最小限に抑えて、IAMロールで一時的な権限付与を行う手法を取り入れてきました。 ただ、GitHub Actionsのデプロイワークフローにおいては、AssumeRoleする際にIAMユーザーのクレデンシャル(アクセスキーとシークレットアクセスキー)が必要だと思っていて、以前その方法を採用しました。 しかし、よく調べてみたら、OpenID Connectを使うと、クレデンシャルを使わずにワ

          OpenID ConnectならGitHub Actionsでクレデンシャルを使わずにデプロイできる

          スタートアップのエンジニアってマジでなんでもできるんだなと思った ~2023ふり返り~

          こんにちは、すずきです。 M-1とSASUKEが終わるといよいよ年の瀬なんだなぁって感じっすね。 ここ一年、月イチペースでnoteの更新をやってきたんですが、技術まわりやAWS認定資格の投稿ばかりで、開発業務の内容、チーム運用、働き方など、弊社の組織に関する内容を全く投稿できていませんでした。 個人的な話なんですが、2023年はこれまで主にやっていたフロントエンドやAIまわりだけでなく、インフラ(AWS)や新しい言語(Golang)などのいろんな領域に挑戦できました。この

          スタートアップのエンジニアってマジでなんでもできるんだなと思った ~2023ふり返り~

          LangChainでLLMのリアルタイム応答を実装してみたよ

          こんにちは、すずきです。 有人チャット機能のあるOPTEMOを普段開発している身として、AIによる無人チャットボットの知見ももっておいたほうがいいなぁとは常々思っていたので、ここ最近LangChainをいじっています。 ChatGPTでの業務効率化を“断念”──正答率94%でも「ごみ出し案内」をAIに託せなかったワケ 三豊市と松尾研の半年間という記事に、「返答のリアルタイム(ストリーミング)表示に切り替えられるようにした」という改善内容があったので、今回はこちらを試しに実

          LangChainでLLMのリアルタイム応答を実装してみたよ

          LambdaからRDSリードレプリカへの暗号化接続で起こったSSL証明書エラーの解決法

          こんにちは、すずきです。 最近、アーキテクチャにRDSのリードレプリカを組み込む作業を行っているのですが、Lambda(NestJS)からRDS(リードレプリカ)へのSSL/TLS接続を設定する際、以下のエラーメッセージが表示されました。 Error: self-signed certificate in certificate chain 一瞬ハマったので、問題の原因と解決方法を備忘録として残します。 原因単純に、使用する証明書が不適切だったのが原因でした。 RD

          LambdaからRDSリードレプリカへの暗号化接続で起こったSSL証明書エラーの解決法

          AWS Session Managerによるローカル環境からRDSへの安全な接続方法

          こんにちは、すずきです。 10年ぶりくらいに読んだ「狂四郎2030」、あらためて漫画史に残る名作だったわ…勢いで徳弘先生の他漫画も大人買いしてみたら全部当たり。中でも「もっこり半兵衛」はここ5年で読んだ漫画で一番おもしろかったよ。 はじめにこれまで、踏み台EC2を通じたSSHトンネルを利用してDB(RDS)に接続し、DBクライアントツール(MySQL Workbenchなど)の接続やローカル環境からのマイグレーション操作を行っていました。 踏み台EC2のセキュリティグルー

          AWS Session Managerによるローカル環境からRDSへの安全な接続方法

          【悲報】AWS認定全冠(12冠)になったけど、Japan AWS All Certifications Engineersにはどうやら選ばれないみたい。

          こんにちは、すずきです。 2023年2月に受け始めたMLSから7ヶ月、ようやくAWS認定全冠を達成しました。 どう考えてもオーバーワークだろ…みたいな学習ブログ(参考書を2, 3冊読んでから問題集を解きましょう、Black Beltの動画をできるだけみておきましょう、など)を信じず、問題集中心に勉強を進めた結果、効率よく全冠を達成できました。 私の経歴エンジニア歴4年目。AI研究とインフラ再設計・構築を主に担当しており、アプリケーション開発(フロントエンド、バックエンド)

          【悲報】AWS認定全冠(12冠)になったけど、Japan AWS All Certifications Engineersにはどうやら選ばれないみたい。

          AWS Certified Advanced Networking - Specialty(ANS-C01)は二度と受かる気がしない

          こんにちは、すずきです。 9/16に「とにかく難しい」と評判のANS-C01を受けてきました。 なんとか一発で合格できたのですが、もう二度と受かる気がしません。問題自体が難しかったのはもちろん、問題文の日本語が難解すぎて読解が苦痛でたまりませんでした。これもう国語の試験だろ。 試験結果757/1000 (合格点750)でした。 他の試験では長くても120分かけずに見直しまで終わるのですが、今回の試験では160分かかりました。48問見直しをして、最後までよくわからなかった

          AWS Certified Advanced Networking - Specialty(ANS-C01)は二度と受かる気がしない

          AWS Certified DevOps Engineer - Professional(DOP-C02)は実務向け。PAS-C01の知識は今後使わなそう。

          こんにちは、すずきです。 8/6にPAS-C01、8/18にDOP-C02を受けてきました。 もはや資格コレクターと揶揄されてもしょうがない感じなのですが、DOP-C02はここ2週間仕事で取り組んでいた内容(以下)にとても近かったので、実務と勉強の両輪で効率よく勉強することができました。 AWS Configによる非準拠ルールの設定 GuardDutyによる不正操作の検知 EventBridge+SNSによる検知と通知 CloudTrailのS3ログの削除保護 C

          AWS Certified DevOps Engineer - Professional(DOP-C02)は実務向け。PAS-C01の知識は今後使わなそう。

          TerraformでVPCピアリングを実装してみたよ

          こんにちは、すずきです。 最近、あるタスクを達成するために、VPC1内のプライベートサブネットに設置したLambdaアプリケーションを、同一VPC内のパブリックサブネットに存在するNAT Gatewayを介して、VPC2内のパブリックサブネットにあるALB(接続先はプライベートサブネットのECS)のパブリックURLを利用するように設定しました。 しかし、ALBへのトラフィックはLambdaからのものだけで、以下の非機能要求を満たすために、VPCピアリングを介したプライベー

          TerraformでVPCピアリングを実装してみたよ

          AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP-C02)はWEB問題集だけ解けば普通に受かるよ

          こんにちは、すずきです。 弊社内で私はAIエンジニアという肩書らしいのですが、最近インフラ周りを触る機会が多く、見事にAWS沼にハマっています。 知識確認のために毎月1つ以上認定試験を受けることにしており、今回はSAP-C02という少し難しそうな試験を受けてみることにしました。 これまで取得した認定資格(MLS, SCS, DBS, DAS, SOA, DVA)の記事もあるので、もし興味があればご覧ください(以下はDVAの記事)。 試験結果804/1000 (合格点7

          AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP-C02)はWEB問題集だけ解けば普通に受かるよ

          GitHub Actionsでプルリク作成時にterraform planの結果を自動コメントさせてみたよ

          こんにちは、すずきです。 都内の縦移動の不便さに20年以上怒りを感じ続けていたので、車買っちゃいました(買ったのはBIGなところじゃないよ)。 昔ドイツで参加した車体系の学会で、VWの発表が心に残っていたんですよね。発表していた(SPY×FAMILYのお父さんみたいにスタイリッシュな)VW技術者の思想がしっかりしていて、この人が設計している車に乗ってみたいな〜という感じでゴルフ(※車名)に手を出しちゃいました。これで毎日等々力渓谷に行けるね。 ところで、最近、アプリケー

          GitHub Actionsでプルリク作成時にterraform planの結果を自動コメントさせてみたよ