僕が住む場所を作りたい理由

住職です。

古本屋と一緒に住む場所を作ろうとしています。

ゲストハウスともシェアハウスとも違ったものになりそうで、これだという呼び方がまだ定まっていません。この記事では仮に「住む場所」と呼ぶことにします。

これを読んで、こんな呼び方がいいんじゃない?みたいなのがあれば教えてください。

僕の考えている住む場所には、いくつかの機能を持たせようと考えています。

ひとつは、移住の窓口となれるような場所にすることです。移住は、人生を左右するおおきな選択です。失敗しないために、まずは一週間や一か月単位で移住候補地に住んでみる。その期間に、その候補地が自分に合っているかどうかを考えてみる。そんな場所があれば、移住のハードルが低くなるはずです。

僕は高山に来てゲストハウスに約半年間、長期滞在していました。そのなかで地域のコミュニティに入ったり、仕事を頂いたりすることができました。僕は移住をするときに大切な三つの要素があると考えています。住居と仕事とコミュニティです。住居は必ず必要になります。仕事に関してはいろんな考え方があると思うので、機会があれば別の記事に書きたいと思います。最低限生きるために仕事は不可欠なものではあります。コミュニティは、人間ひとりで生きていけるはずはないので、これも必要です。僕のつくる住む場所では、この三つを提供できるようにします。

もうひとつは、いわゆるサードプレイス的な役割を果たす場所にすることです。家出したくなったらウチに泊まりに来てください。都会での暮らしに疲れたり、多拠点生活を考えている人にも来て頂きたいです。地域の人と移住候補者が交わる場所、人とのきっかけ作りの場所となるようにしたいです。家も仕事も関係ない、他愛のない話に僕がお付き合いします。社会復帰のための休暇期間のようにして、農業に少し携わりながら数か月生活するのも良いでしょう。最近ではワーケーションなんて言葉もよく耳にします。

この住む場所において体験してもらいたいのは、僕が実際に移住をする時、した後に経験してきたことです。この世に一人でも多くのオモシロイ人を増やしたい。そんな思いで、住む場所を作ろうとしています。


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