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★赤十字★

最終更新日:2022.3.23

1 デッキコンセプト

 相手のデッキタイプに応じて12スタンか8スタンかを選択することができる。

 ①森の少女等により赤十字軍用犬を手札に抱えSPチャージの起点を作る。
 ②以下2つのいずれかのリーサルを通す。

 •12スタン:必要SP量を最小限で抑えることができ、早い段階で相手を詰めることができる。
 また,不死鳥,ミスリルといった高パワーのアタッカーが採用されているデッキに対して優位に立てる(カオスデッキを除く)。

 •8スタン:必要SP量は増えるが、蒼魔導士(ヌル)や悪魔といった盤面干渉があるデッキに対して優位に立てる。
 53勝27敗 勝率66.2%(5000〜6000帯)

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2 各カードの採用理由

 SPチャージ札の一つ。召喚時効果でチャージャーを2枚引ける点が優秀。
 手札及び墓地に1枚もチャージャーがない状況で召喚すれば,80.0%の確率で1枚以上赤十字軍用犬を引くことができる。

 SPチャージ札の一つ。召喚時効果の2ドロー1枚選択破棄によって,手札を5枚にしつつ次ターンのドローキャンセルや不要カードの破棄ができる点が優秀。

 SPチャージ札の一つ。SPチャージ,デッキトップの固定,後続のアタッカーサーチ等多くの役割をこなすことができ、赤十字デッキの根幹をたった1枚で支えるカード。
 赤十字カードを投げた次のターンはデッキトップに戻るためSPチャージができない点には注意が必要。手札効果を発動させるためにあえて赤十字を召喚しない立ち回りも求められる。なお,手打ちすることはほとんどない。

 赤十字アタッカーの一つ。召喚コストが軽い点と召喚時効果によりアタッカーのパワーを4上げることが優秀。
 召喚時効果によってシャドウスケルトン,赤十字騎士王,赤十字騎士団長を強化して12スタンの勝ち筋を作るか,他の赤十字装備を強化して8スタンの勝ち筋を作る。

 赤十字アタッカーの一つ。召喚コストが軽い点と12アタッカーである点が優秀。対面によっては最速2ターンリーサルを狙うことができる。

 SPチャージ札の一つ。アタッカーであるため森の少女による赤十字軍用犬のサーチ率を向上させることができる。
 また,ヌル対策にもなるため蒼魔導士対面ではあえて手札に残しておくことも頭の片隅に入れておく。
 なお,召喚コスト4を忘れないよう注意。

 唯一の非赤十字アタッカー。デッキトップの確認,赤十字支援兵等の確保,LO対面でのアタッカーといった器用な立ち回りができる。

 赤十字アタッカーの一つ。パワー9アタッカーであることと召喚時効果でチャージャーを破壊できる点が優秀。
 対面次第では赤十字装備と組合せて12スタンとする。
 また,フローラルバーンや銃士、魔導書のプランを壊滅させることができる。

 赤十字アタッカーの一つ。相手の手札にカオス・シルヴァーがいる際にはあえて手札にチャージャーを溜め込んで投げることもある。

 SPチャージ札の一つ。手札発動効果によりアタッカーを連投することができる。赤十字軍用犬との違いは以下のとおり。

 •赤十字支援兵:アタッカーを連投する。
 •赤十字軍用犬:赤十字の召喚時効果を発動させる。

 赤十字ディフェンダーの一つ。相手のアタッカーと合わせられれば12点を入れることができる。ディフェンダーであることからヴァンパイアアタッカーの干渉を受けることはない。
 また、相手のチャージャーに合わせることでSPチャージを妨害することもできる。

 白騎士を崩すことができるカード。緑竜の採用に伴い、ホープ(ピン刺し緑竜をサーチ)、ナンシ(赤十字支援兵等のSPチャージ量を増やす)を採用するべきか?(緑竜問題は一生分かりません)

3 マリガンの優先度


 マリガン不可であるためチャージャー区分(チャージャー及び赤十字支援兵,海賊少女)の採用枚数について述べる。
 採用枚数ごとの初手で1枚以上引ける確率は以下のとおり(かっこ内は3枚以上引いてしまう確率)。

 10枚:約82.3%(約9.52%)
 11枚:約85.8%(約12.6%)
 12枚:約88.8%(約16.2%)
 13枚:約91.3%(約20.3%)
 14枚:約93.3%(約24.9%)
 15枚:約95.0%(約29.8%)

→個人的には12~13枚の採用数が好み。

4 対戦の流れ

⑴ 序盤

 森の少女等のチャージャー札でリーサルに必要となるSPを貯めつつ、赤十字軍用犬を手札に保持する。また,相手のデッキタイプから相手のリーサルターン等を想像し,自身のリーサルプラン(12スタンか8スタン)を考える。

⑵ 中盤

 必要に応じて赤十字装備によって赤十字アタッカーを強化する(対面等によっては不要となるフェーズ)。

⑶ 終盤

 アタッカーの連投によりリーサルをかける。

5 不利対面

⑴ ライブラリアウト(LO)

 ハンデスによりアタッカーを多投する戦略を通せないことが不利対面の理由である。
 勝ち筋はアタッカーを複数回通すしかないが,相手のハンデスによって難航する。
 一方、LO側は総SPチャージ量から盾を投げることができる回数に限界があるため,ハンデス盾がなければ赤十字側に部があると思うが勝率50%を超えるのは難しい。
 SPを20以上貯め、軽量アタッカーを投げ続けるしか勝ち筋はないとのこと。

⑵ ヴァンパイア

 ヴァンパイアクイーン×ヴァンパイアガールによって最速4ターンリーサルを押し付けてくることやデバフ×ダークヴァンパイアによって長期戦においてもヴァンパイア側に部があることが不利対面の理由である。
 ヴァンパイアアタッカーがデバフできるのはアタッカー及びチャージャーのみであるため、手札3枚を赤十字支援兵や赤十字迎撃兵にしアタッカーを連投すれば勝てるとのこと。

⑶ 魔導書

 早ければ5~6ターン目にリーサルを押し付けてくることやフルスタック・ガーディアンを突破できないことが不利対面の理由である。
 SPを26まで貯められてしまうと魔導書が起動してしまうため,フルスタック・ガーディアンが見えたら早期にアタッカーを投げてSPチャージを妨害する必要がある。
 相手のSPが26に到達する前に赤十字騎士王を投げれるかどうかの勝負になるとのこと。
 また,相手のSPチャージを妨害するために赤十字迎撃兵を投げる判断も頭の片隅に入れておく。

6 謝辞

 本記事の作成に当たり多くの皆様から御助言をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
 また、第5項「不利対面」については、一部いただいたアドバイスを転記しております(文体等の軽微修正あり。)。アドバイスありがとうございます。
 赤十字デッキは歴史が深く、既に研究されつくしたものであると言っても過言ではありません。そのため、本記事における各カードの解釈やデッキ構築においては不勉強な箇所が多々あるかと思います。申し訳ありません。(御意見等あれば遠慮なくTwitterへDMください。)。

7 追記(ホープ採用型)

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 15勝5敗 勝率75%(6100〜6300帯)

 SPチャージはできないが山札からカードを選択して手札に加えることができる。序盤に使用して赤十字軍用犬や赤十字支援兵を手札に加えることが多い。また、魔導書、銃士、フローラルバーン対面においては、中盤に使用して赤十字騎士王を手札に加えることもある。

【主な変更点】
 •緑竜→ホープに変更(白騎士対面を捨てる)
 •森の少女の効果で赤十字軍用犬を1枚以上ドローできる確率は約71.4%(手札及び墓地に1枚もチャージャーがない状況)
 •チャージャー区分の採用数は13枚(初手で約91.3%の確率で1枚以上引け、約20.3%の確率で3枚以上引いてしまう。)

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