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★水棲ドラゴン★

最終更新日:2022.5.4

1 デッキコンセプト

 以下2つの種族をデッキの軸とする変則8スタン(通すアタッカーは3枚)

•盤面干渉とSP削減によって試合を長引かせる。
•防御困難なアタッカー(修行僧によって破壊不可を付与したドラゴン)でLIFEを削る。
 ⇒「ターン経過で強化される水棲生物を支える。」

•クラゲによって手札事故を緩和する。
•防御困難なアタッカー(手札発動効果で強化したカエル)でLIFEを削る。
 ⇒「手札事故やアタッカー不足を起こすドラゴンを支える。」

 つまり、水棲ドラゴンの基本戦略は「盤面干渉及びSP削減によって相手の戦略を妨害して試合を長引かせつつ、防御困難なアタッカーを投げること」と定義することができる。

 裏を返せば、盤面干渉及びSP削減に対策を持つデッキや修行僧ドラゴン及びカエルに対策を持つデッキには、苦戦を強いられることになる。

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 43勝19敗 勝率69.3%(6750~7220帯)

2 各カードの採用理由

 SP削減チャージャー。序盤に使用し、相手のテンポを妨害する。
 アグロ対面では蒼騎士女兵×蒼騎士速攻部隊長のコンボを封殺して、初手チャージャーを強いることができる。

 相手手札のチャージャーを破壊できるチャージャー。序盤に使用し、相手のテンポを妨害する。 
 ドラゴン対面であれば翠龍の使徒を破壊してSPチャージ総量において優位に立ちたいところ。

 アタッカー1枚に破壊不可効果を付与することができるチャージャー。蒼龍と組み合わせれば、防御困難かつSP効率の高い(0/8)アタッカーとなる。
 また、翠龍に付与すると手札発動効果の一部が発動しなくなってしまう。

 山札4枚を確認し1枚を手札に加えることができるチャージャー。
 どうしようもなくなった時にデウスをサーチするために採用した。ドラゴンでデッキ圧縮を繰り返した後に使用したいところ。

 破壊耐性があるチャージャー。ドラゴン対面において優先権が相手にあるときに投げる。

 白龍の使徒や蒼龍と組み合わせて使用する。優先権が自分にあれば、アグロ対面においてノーリスクでSPチャージすることやSP消費なしでターン経過させることができる。
 蒼龍と組み合わせて使用しすぎるとデウスを投げることができなくなるので注意。

 デッキの潤滑油及び攻撃札になるチャージャー。中盤に使用してクラゲ及びカエルの位置調整や手札に溜まったドラゴンの交換を行う。
 また、相手のLIFEを削る強力なアタッカーとなる。たった1枚でドラゴンデッキを支えることができるカード。

 白龍の使徒や蒼龍と組み合わせて翠龍の使徒をサーチする。
 また、相手のデッキにもよるが最後の詰めにも使える。山札の蒼龍、黒龍、白龍の使徒の数を確認してから投げること。

 ドラゴンアタッカーの一つ。修行僧によって破壊不可を付与することで防御不可かつSP効率の高い(0/8)アタッカーとなる。デウスや不死鳥、メデゥーサには通用しないので注意する。

 優先権がある状態で使えば相手の召喚時発動効果を無効化できる。
 また、相手のデッキにもよるが最後の詰めにも使える。試合が長引くほど優位に立てる。

 ドラゴンアタッカーの一つ。翠龍の使徒と組み合わせてSP削減することもできる。8スタン対面であれば、翠龍の効果で召喚して詰めることが多い。

 言わずと知れた最強カード。ソードマスターさんをリストラした罪は重い。
「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ」ってことで採用したが、できれば採用したくなかった。

 唯一のドラゴンディフェンダー。翠龍の使徒と組み合わせて使用する。アグロを絶滅に追い込んだ張本人。

3 マリガンの優先度

  【前提】優先権及び相手のデッキに合わせてマリガンを決める。基本的な考えは以下のとおり。

 ①左から2番目にカエルがいればキープ
   ②白龍の使徒、翠龍の使徒のセットをキープ
   ③修行僧、蒼龍のセットをキープ
   ④バタリオン、アシュリーをキープ

4 対戦の流れ

⑴ 序盤

 バタリオン、アシュリーによって相手の初動を妨害する。ドラゴン対面においては、相手に優先権があるときにかめさんを投げる。
 また、白龍の使徒+翠龍の使徒によって手札位置を調整しつつSPを確保する。

⑵ 中盤

•修行僧で破壊不可を付与した蒼龍でLIFEを削る。
•クラゲで手札位置を調整しつつLIFEを削る。
•カエルの手札発動効果によってリーサルを整える。

⑶ 終盤

 手札発動効果で強化されたカエル、修行僧で不可を付与した蒼龍などの防御不可のアタッカーで詰める。また、山札のドラゴン残数次第では翠龍で詰めることも考えておく。

5 不利対面 ~上位層との闘い~

 本デッキはメソロギア上位層に全く勝つことができません。
 私自身のプレイングスキルが低いことは勿論ですが、「機械神・デウス・エクス・マキナへの回答札がない」ことが最大の理由です。
 上位層のプレイヤーは「デウスを最も効果的にかつ再現性をもって使いこなす」をコンセプトにデッキ構築をされていることを感じます。
 少し余談が長くなりました。上位層との闘いにおいて心がけたいことをメモしておきます。

⑴ レートごとの勝率をメモする

 自分のプレイングスキル等を知るために、どのレベルのレートだと勝てないかを確認します。私の場合は以下のとおりです※。上位層には全く通用しないことが分かります。
 
 ~5000:5勝2敗 71.4%
 ~6000:7勝3敗 70.0%
 ~7000:4勝3敗 57.1%
 ~8000:4勝7敗 36.3%

 ※本デッキ使用時におけるデータではありません。他の方がTwitterに掲載していたものですので、デッキの詳細は伏せさせていただきます。

⑵ 勝率は35%前後でOK

 敗北時に失うレートは18前後、勝利時に得るレートは32前後です(2022.4.23時点)。勝率35%前後を維持できればレートの変動はほぼありません。

⑶ 試合を長引かせる

 敗北が濃厚となった時はひたすら削減を続けて試合を長引かせ、相手のデッキ構築を研究します。カオス・シルヴァー、徘徊するゾンビ、無言の支配者の有無は確認しておきたいところです。

⑷ 2択まで持ち込む

 2択の読み合いに持ち込んだ時にどちらの択を取る傾向にあるか確認します。

 ①短期決戦型
 SPに余裕がないといった択を外したときに形勢が逆転してしまう場面であっても、リーサルであればアタッカーを投げる傾向がある。

 ②コントロール型
 リーサルであっても択を外すことによって形勢が逆転することを恐れて、チャージャー等を投げて試合を長引かせてくる傾向がある。

 また、「自分の択も相手に研究されている」こと意識し、①短期決戦型、②コントロール型の選択傾向に偏りをもたせないようにします。

⑸ 連続したマッチングを覚悟する

 レートが近く、比較的プレイヤーが少ない時間帯(土日及び平日12:00~13:00以外)であれば、連続してマッチングする可能性があります。  
 勝率35%以上を狙えるデッキがあれば切り替えるべきです。
 なお、メソロギアに「同じIDプレイヤーと連続してマッチングしない仕様」はないようです。

6 対ドラゴンデウスデッキ

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 試合を長引かせるドラゴン×ターン経過で強くなるバーストフレマー×修行僧(不死鳥の使い手)※

 上位層が使うデッキは天候を取ってこないものがほとんどです。多くの天候デッキは再現性が低いためだと思います。
 
 ※あくまで上位層に勝率35%以上を狙うデッキ(再現性が低く安定して勝つことはできない)

7 謝辞

 デッキ構築に当たり、様々なアドバイスをくださった皆様に御礼申し上げます。いつも感謝しています。ありがとうございました。

8 追記(デウス不採用型)

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 51勝13敗 勝率79.6%(〜5000帯)

 メドゥーサ、デウスなどの致命傷となるアタッカーを封じることができる。また、チャージャーをディフェンダー化させることで、試合を長引かせることができる。2ターン目にカエルを起動できない点は懸念事項だが、負け筋を潰しつつ勝ち筋を通せる最強カード。

 デウス対策、メドゥーサ対策のため採用。12スタン環境においてリーサルをずらすことができる点が優秀。正直入れ替えてもいいとは思っている。

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