見出し画像

東西混合戦の前に。

JRDB永野です。

今週末の競馬が終われば、来週から3週間は関西の主場はお休み。
その間、新潟開催はブロック制の対象から外れて美浦所属馬の優先ではなくなり、出走順は、東西混合で前走の着順と前走からの間隔で決定されることに。

出走出来るレース数が少なくなってきた3歳未勝利馬にとっては深刻な問題。
特に関東の未勝利馬に取って、レベルの上の関西馬でしかも前走で掲示板を確保した馬と戦うのは分が悪い。
実際昨年の夏の関西主場のなかった3週間の新潟開催の3歳未勝利戦の東西別の成績は、

関東馬 5-8-9-115
関西馬 10-12-11-151

と、馬券対象になった馬は、関東馬22頭に対して関西馬は38頭。勝ち上がった馬は3倍と関西馬が優勢。

今週の福島に出走する3歳未勝利馬は、関西馬を相手にするより、関東馬だけのレースで何とかしたいという気持ちがあるはず。


今年デビュー2年目の原騎手は昨年は3勝止まり。
それが、今年は既に9勝。
キッカケになったのは、3月の中山開催で東風Sで当日に急遽乗り替わりのなったトーラスジェミニで勝ったこと。
そこからコンスタントに勝ちクラを挙げている。

福島2レースでその原騎手の騎乗するホウオウハイエストは3ヶ月の休み明け。前走との間隔がこれだけあれば使いたいレースに使えるので牝馬限定のここを目標にした感じ。
血統的には祖母のインヴァイトが、ディープインパクトの母のウインドインハーヘアの姉という良血。繁殖牝馬としても価値はありそうだが、ひとつくらいは勝ちクラっを挙げておきたい。
3歳未勝利戦があるのは今週を含めて残り8週。関東馬オンリーのここがチャンス。

いつもサポート(投げ銭)していただき、ありがとうございます。 おかげさまで、とても励みになります。