【血統＆馬体講座】ブラストワンピース(ＡＪＣＣ)

2020年1月29日 18:00

2020年1月26日(日)
中山11R　芝2200 ＡＪＣＣ・Ｇ２ 1着

牡5 ブラストワンピース
父　ハービンジャー
母　ツルマルワンピース
母父　キングカメハメハ
出産時の母の年齢　7歳
毛　色　鹿毛
馬体重　546K
厩　舎　大竹正（美浦）
馬　主　㈲シルクレーシング
生産者　ノーザンファーム
生産地　安平
育成牧場　ノーザンファーム天栄帰厩1走目

馬体重通りの大型馬。札幌記念と比較すると10kg増だったが、ほんの僅かに余裕があるという程度で、ほぼ仕上がっていた。柔軟性が高く、ハービンジャー産駒の中では腰の支えもしっかりしている。日本の馬場なら、重馬場程度であれば平気なタイプ。海外遠征の反動も感じられず、今年もＧⅠ戦線で戦える存在だ。

ほぼ馬なりで４番手。それほど速いペースではないが、前が縦長になって、ほぼ中団の前位の位置。３～４コーナーで軽く促し、外めを進出開始。４コーナーでは故障馬が下がってきた影響でやや擦られ、外に振られ気味。それをなんとかやり過ごすと、内をロス無く回っていたステイフーリッシュを目標に、一気に内へと進路を変える。粘る２着馬を坂上で差し切った。不利がありながらの結果で、力上位を示した内容。