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今日・明日のマーケット見通し(7/8)~コロナ懸念と中国問題~

①ディスカッション

S「昨日の寄りでの米株ショートと米債ロングはうまくっているね」

U「イメージどおりの展開となって良かった。ポジションは両方ともキープしたいけど、どう??」

H「うん。良いと思う。引き続きリスクセンチが崩れ気味で、株の上値は重い感じがするから、ステイしよう」

S「OK。ポジションはそれでよいとして、何かきになることある?」

U「SNS系かな。tiktokのように米IT大手は香港撤退もありえそうな情勢でテック系への冷水になりそう。FBもツイッターも中国への情報開示を否定してるし」

S「個人的には昨日からの債券ブルフラット。特に今日の円債のブルフラットは、切らされた人も多かっただろう。7月は発行増、日銀オペ増額なしでベアスティープがコンセンサストレードだったけど、混み合いすぎてて狙い撃ちされちゃったね」

H「足もと感染再拡大懸念が広がる中で、各国とも金融政策は大規模対応済で追加効果は限定的だろうから、とするとやっぱり財政。ただ、こちらも各国とも相応規模で対応済みだし、もちろん無尽蔵なわけではない。追加財政の限界が見え始めちゃったら、株にはネガティブだろうなぁ

U「あとは、明日、日豪会談が予定されているけど、こちらが中国包囲網の布石となるか注目だね」

H「中国 対 世界の構図が強まれば強まるほど、中国絡みのサプライチェーン分断が起こるだろうから、実体経済にはマイナスだよね」

S「ファーウェイに関しても、英国は年内に締め出し、フランスは一時的な認可のみを付与するとしたけど、これも結局は徐々に排除する意向を示したものということだし、引き続き対中国の動きが散見されるね

H「トランプは対中制裁の一環で、香港の米ドルペッグに打撃を与える案を検討しているという報道もあるし、やっぱり米中対立を中心にリスクがくすぶってる印象」


②結論

・株は3160あたりの小ショート継続
・債券は米10年0.67%あたりの小ロング継続
・為替はポジションなし


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