2019年参議院選挙静岡選挙区での不正選挙(2/2)

(この文書は「2019年参議院選挙静岡選挙区での不正選挙(1/2)」の続きです)

投票所出口調査

筆者は、2019年7月21日参議院選挙投票日の午前中3時間ほど静岡県浜松市天竜区の天竜区役所投票所で出口調査を行いました(88サンプル)。

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選挙区での各候補の得票率は上図のようであり、筆者の出口調査結果が十分に信頼に足ると仮定すると、徳川家広の票数が減らされて、その分牧野たかおの得票数が増やされたと結論できるような傾向があります。出口調査結果と選管発表天竜区得票率の比較で、
牧野たかお:36.68-27.27=9.41
徳川家広: 17.42-26.14=-8.72
約9ポイントずつの増減操作を行ったと見ることが可能です。
榛葉賀津也の場合、出口調査得票率=36.36%と選管発表天竜区得票率=33.87%は大差なくバラツキの範囲でしょう。また、選管発表全県得票率=29.36%は天竜区得票率よりさらに小さくなりますが、榛葉は静岡県西部の菊川市出身であり、また国民民主党支援の労組が多い工業集積地浜松市を含む西部で強いためでしょう。つまり、榛葉賀津也の得票数については意図的に票を増やしたり、減らしたりする操作はなかったと見るのが適当と考えます(本論の立場の「票すり替え説」では、あらかじめ予想された票数をそのまま偽票の数に一致させたということ)。

統計的検定

区間推定2 選挙速報の当選確実の出し方」を参考にして、牧野たかお・榛葉賀津也候補それぞれの全県得票率が、出口調査結果得票率を基にしてどの程度の確率で出現するか計算しました。(ただし、筆者の出口調査が母集団からの無作為抽出と仮定しています。1投票所、投票日のみ調査の欠点は無視です。)
牧野たかお候補出口調査88サンプルで得票率=27.27%、静岡全県得票率=38.55%になる確率は0.88%。100回選挙やってようやく1回出るかもしれないくらい低い確率です。票操作すれば1回で出現するということでしょう。

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徳川家広候補出口調査88サンプルで得票率=26.14%、静岡全県得票率=19.88%になる確率は9.08%。こちらは牧野さんと違って10回やれば1回くらいは出現する確率ですから、デタラメと決めつけはできませんが、牧野さんの得票率のあり得なさと連動した数字ですから、やっぱり普通はないと言って良いでしょう。

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以上の表計算ファイルは Google Drive にあります
以上、票すり替えの目的は、まともにやったら自民党候補牧野たかおが落選するかもしれないと危機感を持ったある集団が、予想される得票数より多い偽票を牧野たかおに、逆に予想される得票数より少ない偽票を徳川家広に割り当てるためだったと結論されます。

静岡県市町別の各候補の得票率の推移(2013年→2019年)(近日公開)

選挙区得票率と比例代表得票率の関係

「票入れ替えたんだったら、比例代表の方はどうなっているのだ?」という当然の疑問の声が聞こえてきます。

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調べました。腰が抜けますね(笑)。
牧野たかおに投票した人(38.6%)はほぼ自民党だけに投票した(38.8%)、牧野たかお以外に投票した人はほとんど誰も自民党には投票しなかった
というのが基本の選管発表です。
筆者は、「選挙区は徳川家広に入れるけど、比例は自民党に入れる」っていう人たくさんいたと思いますけどね。
共産党鈴木千佳≒(共産+社民)得票率
N国党横山浩一≒諸派合計得票率
のあまりにもの一致も苦笑するしかありませんね。
静岡県と全国、全国各地域の比較とやるべきことはたくさんあります。いずれ、ご報告できるかもしれません。

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