☆中学受験と大学受験のせいで俺の人生は破壊された。

最近、俺は社会に対する恨み辛みを書き綴る記事を毎日投稿している。

その様を見て、「あおいさん、もういいよ、大学受験の話は。もう終わったことだろう?そんなことより自分の殻から抜け出して一歩社会に出てみようよ!トークトーク(笑)
てか、毎日こんな記事ばっか書いて痛々しいよ」

という反応を読者はしているんだろうなと容易に想像が出来る。

だが、ちょっと待ってくれ。俺と大学受験(ひいては医学部受験)の因縁はこんな気軽に解消出来るものではない。

その辺に関しては自分の個人情報にモロに触れるため、公開用ブログのnoteでは隠させてもらうが。まあ、俺と大学受験(医学部受験)には並々ならぬ因縁があることだけは分かって欲しい。

そしてそれは、俺に対する親の過剰投資や過剰教育により、更に問題を深刻化させていることも分かって欲しい。

俺は、「過剰教育によって子供の心は歪められてしまう」という主張を自分自身で体現する者として、現代社会(主に首都圏)で激化する受験熱やメリトクラシーに待ったをかけたい。そう思っている。

みんな、東大や京大や東工大や一橋大や国立医学部なんか目指すな!お前の小中高浪時代はそんなことの為にある訳じゃない!もっと自分の好きなことやって自由に生きろ!

つーか、その辺りの最難関大学に行っても日本の就活市場では、早慶やらマーチやらと本質は変わらないんだぞ!お前たちの努力や能力(受験科目を解く曲芸)は実質的に搾取されてるんだ!(正直これが一番グロい)

というのを、メリトクラシーの中で戦う受験生達1人1人の前で叫びたい。

そう、思っている。

長引く受験生活のせいで俺は、コミュ障で積極性がなく、リスク回避型で、社会参加への欲求がない、そんな人間になってしまった。

もう大学受験で社会から十分に搾取を受けたから、これ以上俺から何かを奪わないでくれ。毎日そう思ってる。気持ちはベトナム帰りの帰還兵だ。

俺から純粋な心を奪った受験が憎い。俺からかけがえのない幼少期を奪った受験産業が憎い。

だから、Twitterとかで中学受験をする小学生を持つ親のアカウント(受験アカ)見ると、ガチで不快になるんだよな。自分のエゴに子供を巻き込むなよ。

まあ、将来子供に勉強で困って欲しくないみたいな愛情が背景にあるなら兎も角、自分の果たせなかった目標を子供に叶えて欲しいみたいな動機で塾通いさせてる親は、それ子供にとっては「仕事」だからな。子供の時間や自由をお前の欲望で奪うな!やるならせめて1時間勉強したら1000円くらい子供に小遣い渡せ。じゃないとただの「搾取関係」だからな!

そんなこんなで俺は受験が嫌いだ。つーか、わざわざ中学受験とかさせなくても、今の制度なら推薦入試を選んで労力の効率良く同じ学歴を手に入れることも出来るし、そもそも日本社会は現在「学歴」や「偏差値」が強く有効に働いているとは思えないしな。(高学歴になっても、その恩恵がかつての社会ほど得られないという意味です。)

過剰教育によって、積極性やリーダーシップを奪われた俺にとって、多少学歴が上がるより、その手の能力を伸ばす機会を奪われた悪影響の方が人生に影響を与えているような気がしてならない。

何より辛いのは、むしろ悪影響だった受験産業に、俺は高額な学費・授業料を払っているということだ。(まあ、俺が払っている訳ではなく、俺の保護者が払っている訳だが)

あのさぁ、子供に将来困って欲しくないって気持ちなら、その金貯金に回して将来相続させてくれよ!要らねーよ、教育なんて!

と、欲しくもないもので無理やり無駄遣いをさせられた気持ちになる。だから俺は絶対今後の人生で無駄金は使わない。一生独身だから、「保険」なんてもっての他だ。

このような「金融リテラシー(笑)」が育まれただけ、塾の意味はあったんかね笑

でも、それでも、俺の社会から認められる唯一の強みは「ペーパーテストが得意なこと」それだけなのだ。だから、どんなに受験が嫌いでも、俺はそれに縋るしかない。そんな自分が一番嫌いで、生きていてずっと気持ち悪い。

この記事を読んだパパママ世代の読者さんは、あおいさんを反面教師に子育て頑張って下さい。俺にはそれしか言えません。

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