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ノウハウいっぱいの5日間 〜北海道横断ワーケーション メンバーの声〜

みなさん、こんにちは。ジョイゾーの小渡です。
今回は11月に実施した釧路/札幌でのワーケーションについて、実際に参加したメンバーの声をインタビュー形式で紹介します。
ワーケーションの思い出はもちろん、皆さんがワーケーションをするときにも役立つノウハウがあるかもしれませんので、是非読んでみてください!

ワーケーションに参加したきっかけ

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インタビューを行ったメンバー
菊地静香(写真左)、笹川茉衣(写真中央左)、
大島淳(写真中央右)、田中美有(写真右)

━ 今回の北海道ワーケーションに参加しようと思ったきっかけを教えてください。

笹川:これまでも何回ワーケーションに行っていました。夫と行くことが多かったのですが、みんなと行くのも楽しそうだったので参加しました。
これまでのワーケーションでは「星のや東京」、「SUIDEN TERRASSE (山形)」などに行きました。ほとんどの時間をホテルで過ごすことも多かったので、移動が多いワーケーションは初めてです。


菊地:ワーケーションには初めて参加しました。新型コロナウイルスが落ち着いたのがいいタイミングで、参加してみようと思いました。
実は北海道に行くのも初めてで、ジョイゾーには北海道に詳しいメンバーが多くて安心だったことも、行くきっかけになりました。

田中:以前から釧路のサテライトオフィスが気になっていたので、参加しました。もう一つのサテライトオフィスである長岡には新人研修の時に行ったことがあったので、全部の施設を見ておきたかったんです。
釧路のことは入社するまでほとんど知らなかったのですが、社内でよく話題になるのでとても興味があったのも理由の一つです。

大島:自分は普段釧路からフルリモートで仕事をしています。社員の皆さんが釧路に来てもらう機会はあまりないので、今回のワーケーションに参加することにしました。
北海道自体は日常の風景なのですが、今回は自分で決めたルートではないので、他の人のルートで北海道を旅できるのがとても新鮮でした。

一番の思い出は「交流」

━ 釧路で楽しかったこと、印象に残ったことを教えてください。

菊地:一番行きたかった釧路の厳島神社に行けたことです。元々神社が好きで、釧路の厳島神社についてはたまたま見たYouTubeの動画で見つけました。今回一緒に旅をしてアテンドをしてくれた四宮琴絵さんが神主さんとお知り合いで、行く前に神主さんに連絡してくれていました。神主菊池 吉史さんはとても面白い人で、楽しく交流することができました。
神主さんのお話の中で、アイヌと釧路の交流があったことを教えてもらえたり、現地に行ったからこそ聞けた話があったのが良かったです。

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他に印象に残っているのは、アイヌ民族であるアト゜イ(アトゥイ)の講話です。私たちの文化とは違う文化ではありますが、遠い存在ではなく、とても近くに感じることができました。お話がとても気になって、アト゜イの本も買いました!(アトゥイについては前回のnoteをご覧ください)

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田中:全て印象に残っていて、移動時間すら楽しかったです。普段身の回りにない景色を感じ取ることができるのがとてもよかったです。
複数人で行ったことで、普段だと興味を持たない場所に行くことができるのも良かったです。阿寒のボッケの森という森を朝からガイドさんと回る散策は自分一人では行かない場所なので、印象に残っています。
私は三日間釧路ワーケーションだけの参加だったのですが、家族への土産話が尽きないくらい楽しかったです。

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入社当時からリモートワークでの仕事をメインにしてきましたが、色々な考え方を吸収したいと考えてもネット上だけでは限界があるのを感じていました。現地に行ったことで、肌で文化の違いや面白さを感じることができたのが、今回のワーケーションで感じた良さでした。

笹川:普段だと仕事に集中してしまう時間が多いので、強制的に仕事をしない時間ができたのが良かったです。誰かと一緒に行くからこそ、普段と違うペースにできるのは、チームでのワーケーションの良さだと思います。
普段別のチームで働いている菊地さんと同部屋で宿泊するのが新鮮で、とても面白かったです。同じ空間で過ごすので、普段なかなか話せない深い話をゆっくりできたのが印象的です。というのも、釧路のサテライトオフィスはマンションの一室なので、家に帰ってきたような気持ちで、緊張せずにゆっくり過ごせたのが良かったんだと思います(笑)。

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大島:皆さんと旅をしてみて、自分が当たり前だと思っていた北海道の風景や生き物が当たり前じゃないとわかったのが印象に残っています。例えば、自分にとって日常でしかないエゾシカ見付けた時に写真を撮っていることに驚きました(笑)。
普段話さない人と時間をとって話す機会があったのが良かったと思いました。普段リモートワークなので会社のメンバーと会うことが少なく、加えてコロナだったので、ゆっくり話をするのが難しい半年間でした。なので、5日間という時間を一緒に過ごせたのは同じ会社で働く仲間として、とても良かったです!

「ワーク」と「楽しむ」のバランス


━ 皆さん北海道を色々な形で楽しんでもらえたみたいですね。それでは逆に大変だったこと、苦労したことは何かありますか?

笹川:時間がタイトだったことですね。北海道は町と町の距離が長いので、移動に1時間から2時間が当たり前です。なので、ワークをするためには移動時間はネックになると思います。
ただ普通のワーケーションだと苦労しそうなところが、スムーズに行ったこともあります。それは仕事をするスペースの確保です。ジョイゾーではシステム開発をzoomで行なっているので、打ち合わせができる場所の確保が大切です。
今回は場所を事前に決めていたり、声をかけてもらったので、打ち合わせをする環境に困らなかったのは大きな利点でした。

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菊地:私が苦労したのは仕事をする余力を残すことです。ワーケーションはとても体力がいるものです。どちらかに振り切ったりやりすぎてしまうと、どちらも成立しなくなってしまうので、体力と相談しながら自分のペースでやっていくのが大事だとこの5日間で気づきました。

普通の旅行だと、5日間仕事に穴を開けるのは難しいです。その点ワーケーションは仕事もしながら観光もできるので、取り組みやすいと思います。ただこれも周りの理解があってのことで、移動時間などで仕事の対応ができない時にタスクを融通できる環境があるから5日間を楽しむことができたんだと思います。
自分がワーケーションをする側になって、今後他の誰かがワーケーションをするときにどんなサポートをしてほしいか見えやすくなったのが良かったです。

田中:強いて言えば、スケジュール管理が難しいことだと思います。複数人が参加することで、団体行動になるので、スケジュールの調整が難しく感じました。今回は特に移動時間が難点でしたが、宿泊施設を一つにしてそこを起点にして動くようなワーケーションだとまた悩みも変わってくるんじゃないかと思います。
菊地:田中さんの話を聞いて思ったんですが、この日は仕事メイン、移動/観光メインと分けたほうが日程を組みやすいかもしれないと思いました。実は初日の飛行機は30分遅れで運行するトラブルがあったり、旅にはトラブルがつきものなので色々なことを想定するのは大事ですよね。

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今後のワーケーションに対する思い

━ 苦労したことを聞いてみたのですが、旅の中で解決したり、今後ワーケーションをする時に役立ちそうな話が聞けて嬉しいです。
最後に、皆さんが今後ワーケーションの取り組みにどんな風に関わっていくのか教えてください。

田中:海外ワーケーションはやってみたいなと思っています。海外は日数がとにかくかかるので、仕事を休んで旅行するのは少し想像しづらいです。ワーケーションで行くことができれば、仕事と観光を両立できるスケジュールを考えられるので是非チャレンジしたいです。ジョイゾーでは海外のワーケーションを経験したメンバーもいるので、話を聞いてみます!

菊地:実は今回行くまでは、ワーケーションへの取り組みに少し反対していました。というのも、私は旅行は旅行だけを楽しみたいと思っていたからです。
今回チャレンジとして行ってみたら、思ったよりも普通に仕事と観光どちらも出来てしまって、驚きました。誰かと過ごして旅をすることで、一人だと出来ない気づきがとても多かったんです。これからは自分含めて、気軽にワーケーションに行けるようにしていきたいです。

笹川:ワーケーションをもう少し上手になりたいと思います。今だと仕事か観光か、両極端な旅程になりがちなので、落とし所を探っていきたいです。ワーケーションの経験を積むことで、いつでも好きな時に旅行に行って、仕事に穴を開けない方法ができるのが理想です。
ただ、今回のワーケーションで「予定を詰め込む=悪い」ではないことを知ることができたのはよかったです。自分の保守的な考え方から抜け出すことができたのは、複数人で旅をしたからこそだと思います。

大島:他の地域、特に都心のワーケーションをやってみたいと思います。北海道だと移動時間が長いと笹川さんも言っていましたが、自分もそう思っていて、どうしても制限があるなと思いました。自分のような地方在住のメンバーにとっては、都心に来るのもある意味ワーケーションなので、色々な方法を試していきたいです。

インタビューを終えて

インタビューをしてみると、それぞれの楽しんだポイントが少しずつ違っていました。5人いれば5人それぞれの価値観と視点があり、だからこそ一緒に旅をすることで一人ではできない経験ができるのだと改めて感じました。
是非これからもワーケーションの実体験を皆さんに伝えていきたいと思います。お楽しみに!

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