見出し画像

初心者マーク

ドラッグストアのウェルシアでアイリスオーヤマの自動清掃ロボらしき物体が動いている。ドラッグストアなので、通路ですれ違ったりする。通路の先に客がいると傍に寄って一時停止、客が通り過ぎるのを待つ。カートを使った客も想定しているのだろう。よく出来てる。
一つ気になる点がある。ロボの前面と背面に初心者マークが貼ってある。何だろう。店舗導入したばかり、とでも言いたいのだろうか。使いはじめて日も浅いので、不具合があっても許してね!、そんなメッセージが窺い知れてなんか嫌だ。ピグマリオン効果だったか。利用者に対する期待の表明だそう。
どうも勘に触るのは私だけだろうか。寛容さを強要されているように感じる。自動掃除ロボにそんなものを求められてもとも思うし、店舗側が自動掃除ロボに求めさせなきゃいけない現状にも閉塞感を感じる。
微に入り細に入り寛容さを求めることで、保身を図らねばならない社会は、果たして寛容な社会なのだろうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?