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0019.孤独のグルメ視聴

note で日記を書くと標ぼうしているが、日記というより ”思いついたことを書く” というのが正しい。とりあえず書き出してみて、良ければ続けて書く。毎日投稿すると決めているので、どうしても書く。メッセージめいたものはなにもない。読んでタメになることはなにひとつない。ひとつだけ、”他人の悪口は書かない” ようにしようと決めた。時事ニュースを扱うとどうしてもなにかしらの批評はしたくなる。なにもない俺も、主義主張めいたものはバッチリ持っているから、つい、これはあーだあれはこーだと意見したくなる。思うだけならいいが、結局は他人を貶めることを書くことになる。それを読み返してガッカリする。だから、時事ニュースは書かない。

俺には母親がひとりいて、まだ生きている。
 ( ゚Д゚)っ☆ 言い方っ!
最近母親は、NHKBS の「呑み鉄本線・日本旅」の六角精児と、テレビ東京の「孤独のグルメ(再)」の松重豊のふたりがお気に入りである。ふたりの、なにかつっこみたくなる所作が、観ていて楽しいのだと思う。井の頭五郎を演ずる松重豊が、他のお客さんの頼んだ食べ物をジトーっと盗み見る演技、それが面白いらしくケラケラ笑って観ている。松重豊が、ああいう人なんだと思っている。

母親は「孤独のグルメ」と言ってもわからない、「腹減った」と言うと「孤独のグルメ」のことだなとわかる。今日の「孤独のグルメ」はシーズン9の第4話。前半のお仕事シーンで、尾美(おみ)としのりが登場した。本放送が2021年7月30日なので、時節柄出演者はみんなマスクをしている。俺は目を見て尾美としのりだとすぐわかった。
俺「あー、これ、尾美としのりだよ」
母「あー、そうだ」
俺「え、尾美としのり、知ってんの?」
母「知ってるよー」
決まってんじゃないといった笑みである。
いやいや、絶対、母親が尾美としのりを知っているわけがない。
「転校生」「さびしんぼう」で有名な俳優だが、俺の母親が知っているわけがない。でも、母親はニコニコしている。

俺は、ハッと思い当たった。
俺「近江敏郎じゃないよ、尾美としのりだよ」
母「え?」
近江敏郎(おうみとしろう)は、「湯の町エレジー」が有名な戦中戦後の歌手である。俺もよくは知らないが、そのへんぐらいは知っている。
俺「近江敏郎は歌手だし、かなり前に亡くなっているよ、出るはずがないよ」
ストーリー上、尾美としのりがマスクを取り、顔があらわになった。すると、母親の笑顔は消えた。

うはー、尾美としのりと聞いて、近江敏郎と思ってしまうんだ、おもろー♪ そう思ったので、書いた。でも、決して母親の悪口ではありません。

そういう、思いついたら書く、「カキっ放し!!」です。

柳 秀三

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