シークエンスはやともさん。

シークエンスはやともさんの「近づいてはいけない  いい人」の本を買って一気に読み終えてしまった。

まず最初の章でガッツリ心を掴まれた。

「正しい人は刺してくる」

自分だけの正義をぶちかまして、相手に何こいつと思われちゃうパターン。
それ、ちょっと前までの私だなって。。

例えば、
別れてもまだ連絡を取り合いズルズル体だけの関係を続けている友人に対し、
「そんなのいいように使われてるだけじゃん。」
と、傷つけてしまったり。

いいように使われてるかどうかなんて私に分かるはずもないのに。
その人達の間の空気感とか、何も知らない私が口を出す事でもなかったのに。

例えば、
先輩に気に入られるために同期の子を陥れるようなことをしてでも先輩の輪の中に入りたい後輩に、
「そんなことしてなんの意味があるのか。あなたの価値が下がって見えるからそんなことしない方がいい。」
みたいなことを言ってしまったり。

「先輩の機嫌を取らないと仕事がうまくまわらない。りょさんには分からない！」
と逆に泣かせてしまった。

例えば、
仕事ができなくて先輩にキツく当たられて見た目にもイジメのようなことをされてる新人さんに、仕事を覚えれば意地悪されないんじゃないかって、仕事を覚えられないなら私も一緒にやるからと言ってみたが結局辞めてしまった。

いま思い返せば、仕事ができないんじゃなくて、できるけど意地悪にあってるせいでうまくやれないだけで、そんな仕事に関する助けではなく、意地悪されてるところをもっとフォローしてくれよと思ってたのかもとか。

その子が辞めたのが悔しくて、
なんで意地悪されてるの見て見ぬふりするの？
なんで自分のストレスを他人にぶつけるの？
なんでかっこ悪いって思わないの？
って、自分の中だけの正義を職場の人たちにぶちかまして、結局居ずらくなって私も辞めた(¯▽¯ ;) '` '` '`

でも、ある人と出会って、目からウロコな考え方を聞いてからは自分だけの正義で人を測って生きていたってことに少しだけ気がつかされた。

「りょ が思ってるほど新人さんは辛くなかったのかもしれないよ？ 
りょ が思ってるほど、その子は仕事を一生懸命にやりたかったわけではなかったかもしれないよ？」

そんなわけあるかー!!
誰が見ても意地悪されてたわーっ!!
素直ないい子を標的にしたんだわーっ!!

って反論したけど、、

「りょ が意地悪って思ってるだけで、先輩は指導だったのかもよ？
りょ が思ってる正義の方が好きだけど、先輩は先輩の正義でやってたのかもしれないよ？
見て見ぬふりだと思ってたけど、りょ が知らないだけかもしれないよ？
かっこ悪くて意地悪女って先輩は思われたくてやったのかもしれないよ？
なのにそれを否定したら面白くないし、なんだコイツってなるに決まってるよ笑」
って。

、、なんだよそれ(´；ω；｀)
、、何言ってるか分からんよ(；＿；)
お前なんか、もう喋るなっ!!
って思ったけど。

その人は、人がやることは全部その人がそうしたいからそうしてる。
否定するなって言った。

意地悪されて辞めてしまったと私は思っていたけれど、その子はこんな仕事ならさっさと辞めよって思っていただけかもしれないし、
先輩はそういうその子の闇の部分が気に入らず意地悪したのかもしれないし、
周りは見て見ぬふりじゃなくて様子を見ていた段階だったのかもしれないしって。

なんか、そんな考えなかったから目からウロコ。
どんだけ自分って傲慢だったんだろーってちょっと恥ずかしくなった。

新しい職場は、軽いそれに近いことはあったりするけど、
(あ。。また自分の中の正義で考えてるかも)
って思ったら一旦落ち着けれるようになったのはすごく成長だし、何よりストレスが減った( ‾᷄へ‾᷅ )

これ、気づかされてない時にこの本を読んでたら、それの何が悪いのって思ったんだろうなー。

読む本もタイミングってあるんだなー