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「ユダヤ人だからネオナチじゃない」?大規模情報操作の例 3

「ウクライナにネオナチがいるというのは、ロシアの侵略の口実である」
この言葉には両義性がある。

1 ウクライナにネオナチはいない。ロシアのでっち上げである。
2 ウクライナにネオナチはいる。ロシアはそれを口実に侵略している。

1 はもちろん、ありえない。ネオナチは世界中にいる。実際、ネット上ではこれが反ロシアの宣伝に使われた。まあバイトなんだろうけど。日本にもロシアにもネオナチはいるじゃないかと、同工異曲の投稿があふれた。
マニュアルがあるんだろうね。

2 とうぜんこっちが正しいんだけど、ここで「程度」が問題になる。
もちろんプーチンが、そしてきわめて少数な日本の「反ネオナチ(ウクライナのネオナチなのでウクラナチともいう)」=親ロシアの人たちが言ってるのは、ウクライナのネオナチはほかの国のような不良集団じゃなく、国軍にまでなっていること、また軍隊内だけではなく、ウクライナ国内の要所(内務省、検察、地方の首長など)に存在していて、ウクライナ全体がネオナチ国家といってもいいくらいになっているという事。

西側のMSMはしばらくはだんまりを決め込んでいたが、さすがに無視できなくなった。SNSではぎゃんぎゃん騒いだからね。
なんせネオナチは自己顕示欲がつよい。ウクライナじゃ国家に正当性が認められていた。だからアピールしまくった。そんな動画はたくさんのこっている。
そこで軌道修正したんだろうけど、ADLにせよワシントンポストにせよ「いるけど、たいしたことはない」という論調だ。
ただ、ここを問題にするところもでてきている。

アメリカ・FOXnews

そんな中、日本国政府はなにをしてくれたか。
誰かがツイッターでうまいことを言っていた。
「ウクライナは世界で唯一、ネオナチが存在しない国になってしまった」

いま4月14日。あいかわらずテレビじゃアゾフの幹部の発言をロシアに
侵略に立ち向かう英雄、愛国者として紹介してるそうだ。(自分じゃテレビみないからわかんないんだけどツイッター上にあきれた報告がどんどん
上がってくる)
アゾフの大部分が配属されていたというマリウポリ市はほぼ解放され、ごく少数の生き残りが沿岸の工業地帯に袋のネズミになっている。
解放された市民、投降したまともな兵士からアゾフの蛮行の証言がどんどんでてきている。

どうしても「親米」から離れられない日本政府の立場は理解するとして、
なんで官民あげてネオナチ・アゾフを擁護しなけりゃならないのか。
政治的な立場や意見がちがうって問題じゃない。
いま西側のマスコミは異常だが、日本は特に異常だ。

この件、いちおう終わり。

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