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2回目の中医を受診して来ました

こんにちは。
今日は、今週2回目の中医を受診したことを書きたいと思います。
謎のめまいが発生してから2週間以上経ち、まだ良くならないので行ってきました。

前回は中国語の先生に通訳してもらえたので、言葉の心配は全くなかったけど今回は私一人。
先生のご厚意に2回も甘えるのはさすがに申し訳ないので、2回目の受診だし、今回は翻訳機を使って一人で頑張ることにしました。


1.2回目の中医診察

受付からドキドキです。
予約の控えと保険証を受付の人に渡すと、めちゃくちゃ早く何か言われて聞き取れず、「ごめんなさい、私日本人でわかりません」と言ったら、笑顔で呼び出し番号を付箋に書いて渡してくれました。
優しい。。。
数字は聞き取れると思っていたのに、番号を言われていることすらわからなかった。。

この中医の診療所は、女医一人の小さな病院。
前回も今回も患者さんが多く来ていて、Google mapの口コミも良いので、わりと流行っていると思われます。
咳をしている子供と付き添いのお母さん、中年の男性や女性など色んな年齢層の人たちがいました。
自分の番号が表示されたので、いざ診察室の中へ。

私の中国語の発音が変で正確に伝わらないと困るので、予め自分の症状をGoogle翻訳アプリで翻訳して用意しておきました。
先生は、「あれ?今日は通訳の人はいないの?」と開口一番言われる。
「はい、今日は私一人です。中国語があまり話せないので、翻訳機を使っても良いですか?」と中国語で伝えたら、
「いいですよ」と笑顔で答えてくれた。
用意したGoogle翻訳を流し自分の病状を伝えると、先生からいくつか中国語で質問を受ける。
「めまいはどれくらいの時間続くのか?」
「歩いている時もめまいがするのか?」
「他に症状はないのか?」
などなど。
ゆっくり話してくれるので、なんとなく言われていることがわかる。
中国語でぽつぽつと答える。
専門用語が出てくるとわからなく、Google翻訳に話してもらうと、意外と正確に訳してくれる。
今回も脈を左右両方診てくれる。
どうやら三半規管の問題だね、と言われた。
今回も1週間分の薬を出すので、一日3回飲んでねーとのこと。
最後に先生に「この翻訳アプリ、すごいわね!どこの翻訳アプリなの?」と聞かれる。
「Google翻訳ですよ」と言うと、音もちゃんと拾ってくれて、すごく良いわね!とおっしゃってくれました。
ほんと、Google様様です。ありがたいです!!
というわけで、無事に診察が終わりました。
はー緊張しましたー。

2.処方された漢方薬の内容

今回の薬は、前回から内容が一つ変わってました。
私が処方された漢方は下記です。
<前回>
・益気聡明湯・・・めまい、耳鳴り、慢性鼻炎などに良いそう。
・石菖蒲・・・めまい、難聴などに良い。
・石決明・・・めまい、のぼせ、耳鳴りなどに良い。
・麦門冬・・・のどを潤して咳を鎮めるなど。津液不足と気虚を改善する。
・丹参・・・血液を活性化する。頭痛や月経痛にも良い。

<今回>
丹参がなくなり、代わりに川芎
・川芎・・・血液を補充し、頭痛を治療する、血液循環を改善など。

「川芎」に変わってから、味が変わりました。
前回は相対的に草っぽい感じで苦味があって飲みにくかったのですが、今回は香りがセロリ感が強くなりました。
少しだけ苦さがなくなり、前回よりは飲みやすくなったかも。
処方されている薬の内容を見ると、正に私の今の症状に効果がありそうなものを選んでくれているなという印象。
6月にコロナ陽性になり、治ってからも疲れると空咳が出がちだったのですが、薬を飲み始めてから無くなりました。
これはもしや「麦門冬」の力なのでは?と、調べていて発見しました。
生薬の力はすごいですね。
ゆっくりだけど、確実に効いている気がします。

そしてめまいは薬を飲んでもあまり良くならないので、今度は耳鼻科に行ってきちんと原因を調べてもらおうと思います。

3.漢方薬で養生

自分の体質や状態に合った漢方薬を飲むのことは、体全体の調子が整うのでとても良いと実感しました。
この経験で、今の自分の体質が何なのか?何が足りていないのか?など東洋医学に俄然興味が出てきました。
そういえば。。。
台湾に来るために仕事を退職した時、時間ができるから何か資格でも取りたいなと思い、「薬日本堂」という漢方のお店の、「漢方養生指導士 ベーシックコース」の通信を軽い気持ちで申し込んでいました。
しかし、親知らずを抜歯するために入院したり、出国の準備などでバタバタと時間がなくなり、勉強は途中のままになっていました。
とりあえず受験資格は持っているけど、資格はまだ取れていません。

テキストを台湾へ持ってきていたので、今もう一度読み直しています。
不調を身をもって体験をしたことで、漢方養生を生活に取り入れたいと改めて自分や夫の健康を考えるようになりました。
中医の先生から、気が弱っている、気の巡りが悪いと言われました。
薬日本堂のテキストのチェックシートによると、「気虚」の状態になっているようでした。
穀類、芋類、豆類、蜂蜜、椎茸、ニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、エビ、鮭、牛肉、鶏肉、豚肉、牛乳、リンゴ、ぶどう、栗、梅、クルミなどを食べると良いみたいなので、積極的に食べるようにしています。
他にも推薦されている食材はあるけど、台湾だと手に入れにくいものは除外です。
あと、体を冷やす食べ物は控えるようにということなので、飲み物は必ず温かい飲み物のみ飲んでいます。
台湾にいるから色んなドリンクを飲みたいけど、今は仕方ないですね。

4.まとめ

健康一番。身をもって実感。
悲しいけど、もうそんなに無理ができない年になったんだなと自覚しました。
早くめまいの無い日常が送れるようになりたいです。
日本も猛暑が続いていて、体調を崩している人が多いと聞きます。
皆様もどうか無理せずご自愛くださいね。






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