結婚式をするはずだった日の日記

朝7時、スマホのアラームが鳴る。7/5。今日は結婚式を挙げる日だった。悲しい1日の始まりのファンファーレ。

7/5なんて来なければいいのに。そんな思いで二度寝、三度寝を繰り返した。


憂鬱な1日は、ことごとく覆される。

招待状を出す前に式の延期を決めたはずなのに、覚えてくれている人はいるもので。

あたたかいギフトやメッセージが届いたんだ。

ひとつひとつが涙が出るほど嬉しかった。



コロナ花嫁の気持ちを分かち合うことは難しいけど、寄り添ってくれる人はいるみたい。今回はそれが死ぬほど嬉しかったし、活力になった。


本当に、本当に。毎日雨が降っている空のような、どんよりした空気みたいだった。



体に染み付いた空元気は、懐中電灯のような攻撃的な光で刹那的だった。

誰のせいでもないことは百も承知だけど、落ち込まないなんて誰も言ってない。

今日だけは、嬉しかったり悲しかったり、ジェットコースターのようにアップダウンする私の気持ちを許してほしい。

いただいたサポートは、毎日をハッピーにするものに使わせていただきたいと思っています♪