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思いやりと寛容さ

とある知り合い友人数名に「隔週でnote書くよ」って言ったはいいものの、何をネタにしようか悩んだじょーさん(@Jikuo190)です。

さて、今日のはタイトルについて小話。これは以前松嶋さんに書いていただいた記事で言うコミュニケーションの部分かなと。
https://note.com/katsm/n/nfebe44b6ee3c

この半年、新型コロナウイルスで生活様式や価値観等が大きく変わりましたよね。
その例に漏れず、ITエンジニアの業界でもリモートワーク、チャットやビデオ会議による非接触のコミュニケーションがスタンダードになりました。

その結果、よく聞かれるようになった悩みがこれ。

「リモートでのコミュニケーション問題」

お客さんからの改善依頼や何気ないヒアリングからもよく聴いた話題。
これの僕なりの結論は以下の通り。

・自分と違う人と意志疎通する以上、自分の当たり前は必ずしも一致しない

→ 一応、最低限の目安がないと無法地帯なので、ルールやマナー、もっと高いハードルだと価値観とかがあるんじゃないかと。

・自分と同じ人じゃないから、人の発言や振る舞いの意図や背景を知る努力、伝える努力をする

→ リモートで雑談の機会や空気が変わったからこそ、ここは役割関係なく互いに思いやりとして気にしたいですよね。

例えば何かタスク依頼をするとき。
相手の依頼意図や状況を知れば納得感や「しょうがないか」も生まれるんじゃないかなと。

・話す時間が必要なら、時間を決めてしまう

→ これは賛否両論あると思います。
でも僕個人の体験としては、リモートならこうした方がやりやすかった。

恥ずかしながら4月からの半年間、会社の同じ部署のメンバーと1対1で話す時間が明らかに減りました。
そこから僕が思ったことは、

「メンバーが何を考えてるのか分からない」

ということ。
自分でも初めての感覚でした。これは怖い。
で、何故だろうと考えたら1on1含めて仕事以外の会話がオフラインより明らかに減っていたことに気付きました。

自分を振り返ると先行き不透明な中で足元の成果を上げることに目を向けすぎてたんです。
するとどんどん営業、顧客との時間が厚くなっていきました。これ自体は悪くないんだけど、メンバーとの時間をサボりすぎた結果だろうなと。

その反省から、10月から毎週30分メンバー5人と1on1を定例にしました。そこで更に分かったことが。

ホンネや悩みは安心した環境じゃなきゃ出てこない

書いてて「当たり前やないか!」とツッコまれそうな内容ばかりですが、それが出来れば苦労はないわけで。当たり前を当たり前にやる難しさを痛感します。
こういう環境作りも思いやりなんですね。

だから1on1も含めて、安心できる環境、時間作りの大切さ、その根っこにあるのは周りへの思いやり、寛容さ。

見えにくいけど、これも立派なコミュニケーションスキル。自分も含めて足りない所をカバーして前進するチームにしていきたいなーと心新たに11月です。

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