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格安SIMは都会の人向けサービス【田舎暮らしで常識変わったシリーズ】

奈良県の村に移住して8カ月。
これまでの常識が少し変わってきました。
今回のテーマは、
格安SIMは都会の人向けサービス、です。

結論から言うと、
田舎で格安SIMはコスパ悪い、です。

格安SIMを使い始めたのは2016年くらいからでした。
当時はまだそんなに格安SIMが流行っていた記憶はないですね。
正直格安ってださいなって感じでした。

その後ようやく時代が追い付いて、(笑)
格安SIMが流行りだしたときには多くの人に格安SIMの説明をした記憶があります。
めっちゃ勧めてました。

勧めるポイントは単純で、
ケータイ料金が安くなる!です。
後は意外とデメリット少ないよっていう感じです。
メールはGmailで十分だし、動画見ない限り通信速度も普通、等。

ただ、田舎に移住してから状況が変わりました。
一番の理由はWi-Fi環境の変化です。

街中で使えるフリーWi-Fi、
人口カバー率99%のNTTフレッツ光、

どっちもありません。
これがどのように影響するかというと、、、

そもそも格安ケータイは通信量が少ない人がターゲットになっていると思います。
毎月7GB位までを利用する人を想定してる感じですかね。

ただ契約している通信量と実際に使っている量は明らかに異なると思っています。
なぜなら、
家や街中でWi-Fi使ってますよね?

私も同様で外出中にケータイはあまり利用しません。
でも部屋でYouTube見たりします。
情報を得るための必須ツールですからねー。
ちなみにテレビは持ってません。

このように考えるとある程度余裕をもって、
30GBは通信できる契約にしたいところですね。
有名どころの格安SIMの値段を見てみます。
(料金は電話ができる音声プランです。)

・mineo
 30GBプラン:6510円~

・BIGLOBE
 30GBプラン:7450円~

・AEON MOBILE
 30GBプラン:5680円~

一方私が契約しているのA社のケータイ料金は、
通信料は無制限でお値段約8000円

しかし単純にここだけを見ていたらだめです。
ケータイの本体料金が重要。

私はiPhone8を使っています。
ネットで調べると新品で48000円くらいのものがありました。
契約しているA社では本体料金が含まれています

一方格安SIMでは自分で本体を買う必要があります。
2年間使うと仮定して、毎月48000÷24カ月=2000円。
ということは格安SIMでの支払いは月に30GB契約すると
6510円+2000円=8510円(mineoの場合)

なんということでしょう。
格安SIM、高くないですか?

さらに、A社だと無制限に利用可能です。
またテザリングは月に30GBまで利用可能なので、パソコンも使えます。
通信速度も安定しているため動画の視聴も全く問題ありません。

Wi-Fiが使いにくい環境になったことで格安SIMの最強神話が崩れました。
都会の人限定のサービスだということを痛感しましたねー。

ちなみに、Wi-Fiですが、ケーブルネットを利用すれば使えますが月額6500円なんで論外です。
外出先でテザリングする必要があるため、ケータイの通信量自体をあまり減らせないので。

以上、格安SIMは都会の人向けサービス、というお話でした。





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