#3 20.06.21.

ろじん

１４．4時過ぎに起床。〔英語一列〕の児戯の如し課題をだらだらと処理しつつ、無為に午前を終えてしまう。午後は〔情報〕をざっと眺めたあと、池袋へ。ジュンク堂で本を購入してそのまま友人と合流、夕飯を共にした。
【今日の一日】

１５．そういえば、昨日、「次にくるマンガ大賞2020」に投票した。

　宇崎うそ先生の『ななどなどなど』は文字通り次世代を担うきらら漫画。次に来ますよ、きららオタクは要チェックです。『星屑テレパス』『ぼっち・ざ・ろっく』とともに、きらら新生の星として記事を書く予定なので、お楽しみに。
　さて、『ショートショートショートさん』について。僕がこの漫画に出会ったのは、ろじんがまだ魯迅だったころ、つまり浪人期のこと。当時はTwitterをしていなかったので、数少ない娯楽であるPixiv（スマホのブラウザ版！）で発掘したのだった。邂逅、即、僕は衝撃を受ける。こ、このクオリティで無料公開だと！？みかん先生『不揃いの連理』、人間プラモ先生『映画大好きポンポさん』以来の感動を覚えた。当時の閉鎖的な環境の中で、なぜか「この漫画を知っているのは僕だけ」と錯覚してしまい、受験後Twitterでバズってるのを知ってそこはかとなく悲しい気分になってしまったのは、また別のお話…。

　リアルな笑いを引き立てる小気味よいテンポ感は、上記URLから是非ご自身で味わってください。オモロイ！
【次にくるマンガ大賞2020】

１６．フランス語には、部分冠詞なるものがある。たとえば　de l'eau　「水」の　de  le　などが該当する。これは英語には全く見られない概念で、数えられないものの量を、「数」を以て分節することなく、ありのままの形で提示、叙述するのである。
　A・ブルトンはフランス出身。僕はこの冠詞に、シュルレアリスムの精神を見る。
【ふんだんの活用を甘受するわけ】

１７．〔初年次ゼミナール〕なる授業の兼ね合いもあって、最近、功利主義や義務論に関してネットサーフィンだのなんだのをすることが多い。そして今しがた気づいたことには、まさにこれが「倫理学」の範疇なのだ。そんなつもりなかったんだけど。まあ困ることは一切ない、ラッキー。
　それにしても、ジレンマやジレンマのアポリアに正面から取っ組み合うこの感じ、やるせなさとか味気無さとかそういうのを諸々含んだ肩透かし感。奇しくもふわふわした想像の通りで、なんだか少し、可笑しい。
【倫理学】

１８．友人と夕食を共にする約束をしていたので、17時頃に池袋へ。当然のように遅刻される。仕方がないのでジュンク堂へ行って暇をつぶす。

画像1

昨日ちくま四冊買ったばかりなのに、ついつい追加で三冊も購入してしまった…。
　いくら明るく振る舞えど、何かしらの思うところがあるからnoteを始める運びとなったわけである。まるで自傷的な掻痒のように、不合理な奢侈で現実から逃避し、幻肢(phantom limb)をリストカット。財布を手首に見立ててボロボロにしてしまったのだった。もちろん（憂鬱を忘れるほどには）楽しいのだが、そんなことが許される連休ももう終わり。そろそろ、もろもろの現実と向き合わなくては。涙ほろほろ。
【ファントム・リスト・カット】

２０．朝はフルーツグラノーラとヨーグルトをかき混ぜる試み。両方の甘さが喧嘩して普通に不味い。珈琲とオレンジで口直しする。昼はたけのこをごま油につけた謎の米べらしと、焼鮭、米。夜はかつ屋でロースカツ定食を食べて、その後サンマルクで24種の野菜ジュースを飲んだ。何を隠そう、ろじんは野菜ジュースが好きなのだ。
【今日のごはん】

２１．明日から授業。空きコマには〔情報〕の課題もせねばならない。土曜夜に安部公房『壁』の輪読会があるので、早め早めに読み進めておく。あとはフランス語の復習もできればしたいところ。そして何より、四時に起床して運動がてら散歩をするんだ。頑張れ明日の僕。
【明日の一日】

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