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僕の語学遍歴(3)韓国語

こんにちは。

語学遍歴の3つ目は、韓国語です。

1.学習の動機

韓国語は、出身地の関係なのか、小学校・中学校の義務教育時代に、在日韓国・朝鮮人の方々に関する授業が行われていたこともあり、身近な外国の言葉として関心を持っていました。また、僕は以前は漢字にとても関心を持っていたのですが、漢字では珍しい「○」が使われているという点でも、ハングルに興味がありました。これが学習の最初の動機です。

当時は「冬ソナ」で始まる第一次韓流ブームの少し前ということもあり、今とは比べ物にならないほど韓国語の教材が少なく、「ゼロから始める」シリーズのようなロングセラー本などの真面目な本が大半を占めていて、「ザ・マイナー言語」の様相を呈していました。今は韓流のおかげで学習者層が広がったこともあり、説明も平易になり、教材も数多くの中から選べるようになり、もう少し遅くに勉強を始められたら効率的だったかもな…と思っています。

2.学習の方法

韓国語は3回挫折しています。1回目は、中学生の時。試しに聞いてみたNHKハングル講座はあまりに堅苦しくてすぐに投げ出してしまいました。2回目は高校生のとき。この時は「ゼロから始める韓国語」を使い出し、ようやく文字が読めるようになり、意外と韓国語が日本語に近いということを知ったのですが、大学受験を控えていたこともあり中断、そしてまた文字が読めなくなりました。

3回目は大学合格発表後の春休み。合格発表を見に行った翌日に「しっかり学ぶ韓国語トレーニングブック」を購入し、1ページ目から勉強を始めました。

僕は「書いて覚える派」なので、書き込み式のこの本はとても使いやすかったです。

一方で、50課もある初級文法書はなかなか続けるのが大変で・・・中だるみが来た大学の夏休み頃に挫折してしまいました。

そして大学1年生の冬、久々にこの本を取り出してきて、ようやく何とか最後まで終えることができました。

その後、KBSニュースや東亜日報の記事を読みまくって更に語学力をあげていくのですが、その時の勉強法については、良ければ下記の記事をお読みください。

3 学んでの感想

韓国語は、それまで「語学はたくさんかじるのに語学力は高くない、下手の横好き語学マニア」という状態だった自分に自信を与えてくれた外国語でした。

まず、韓国語は文法・語彙の面で日本語と非常によく似ています。そのため、初級文法を学んだだけでも、話したり書いたりというアウトプット能力が飛躍的に高まります

受験英語で「読める」という受動的な能力ばかり高くなり、いざ留学生と話そうとなると全く言葉が出てこず自信をなくしていた自分にとっては、「自分に語学の能力がないわけではない」という発見につながりました。

一方で、「母語に近い言葉は習得しやすい」ということも強く実感しました。

もちろん、韓国語も極めようとすると日本語と似ていることがかえって足かせになり、いつまでも不自然な韓国語を使うことになってしまうのですが、ある程度のレベルまでは「日本語発想の韓国語」で何とか行けてしまいます。

これは、ドイツ人が英語を学ぶときと似た感覚なのだろうなと思いました。

そうすると、僕としては、母語から遠い言葉を学びたいという思いが津陽なりました。敢えて難しい言語を自分から学んでいくということで、とても天の邪鬼なのですが・・・笑 

こうして、僕のドイツ語学習が始まることになります。

ここまでお読みくださいましてありがとうございます。また次回もよろしくお願いいたします!


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