恋愛というブラックボックス
最近やっと、失恋から立ち直った(遅い)。
大分惚れていたので、傷ついたりなんだりしても、なかなか頭の中の部屋から離れず、その部屋は多分大きかった。
失恋、というか、なんだろう。自分にやっと、目を向けられるメンタルになったのかもしれない。
私は仕事が好きだ。今の仕事が好きだ。だから、自分の負を持ち込みたくない。でも、失恋のような。そういう心が折れた状態で仕事をしていたことがあった。
後日上司に言われたのは、心配より、しっかりせい、だった。全くであるよ。
それから部署異動になり、さらに私は仕事が好きになった。恋愛より、仕事が面白い。
心も落ち着き、成長は日々人間していけるものだと、実感している。
そんな私に、色々男性から声がかかってきた。少し思うのは、人は、ヒマがあって恋愛っていうものをしたがる。
ヒマじゃなきゃ、あんなのできない。リスク十分だし。
傷つくなら恋愛なんてしたくない。近寄りたくもない。
反面仕事だったら、傷つかないし満ち足りてくる。それは大分最近になって思っていることだけど。
昔beamsのキャッチコピーに「恋をしましょう」っていうのがあった。
当時は良いなぁ、なんで思ったいたけど、恋するって要するに経済を回せ、ってことなんだよね。
ていうか、恋愛にはコストがかかる。時間やお金、体力。ココロ。
今の時代、不安だらけなのにやっぱりみんな、恋をするんだろうか。こんなに忙しくて、前が見えないからこそ、恋をするのだろうか?
何が入って、どうでてくるかわからない。恋愛はブラックボックスだ。
好意を入れても、好意が返ってくるとは限らず、ただの空っぽな言葉だったりする。
逆に、空っぽな言葉を入れたら、感謝が返ってきたり。ビジネスではありえない。
震災の時は婚姻率が上がったって聞いた。友人もその口だ。不安に対して人は、子孫を残したいという意識を持つのだろう。
でも、子孫繁栄と恋愛は実は次元が違う気もする。
わたしは不安に対して強い生き物なのかもしれない。そして、マヒしているのかもしれない。
さらに言うと、強く生きないと、ダメだと思っているのかもしれない。
しかしわたしの好きな言葉は、「人感万事塞翁が馬」。
何がよくなって、悪くなるのかわからない。だから、すべての感情、悲しみも苦しみも切なさも、楽しさも喜びも楽しめるなぁ。
ブラックボックスであるからこそ、恋愛は楽しく、だからこそヒマという余裕があってこそなのかな。
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