カラスに襲われました
ある日の朝、いつもの道路を歩いていた時のことだ。
突然、後頭部から轟音と共に耳全体を覆う風圧を感じ、思わずしゃがんだ。
僕を襲ったあと、緩やかに旋回し電柱に止まると、僕をみて野太い声で鳴いた。
カラスだ。
新しく引っ越した家の前にカラスの巣ができた。
それから僕は毎日カラスに襲われることを恐れながら過ごしている。
どうやらカラスは今繁殖期にあり、繁殖期は4月から7月、夏にかけて続くそうだ。
カラスは正面から襲ってこず、背後から襲ってくる。気づかないうちに頭を足蹴りされるという被害が多くのニュースでも時たま取り上げられているが、僕も同じような目に遭った。
カラスとしては繁殖期にヒナを守るために威嚇行為として動きが激しくなるのは仕方のないことだろうと思う。
家の近くにカラスの巣ができた人や、この時期のカラスには皆さんも十分気をつけてほしい。カラスが襲ってこない方法を調べてみると、
3つの対策が見つかった。
1. 両手を上げる、もしくは片手を上げる。
カラスは基本後頭部を狙うため、後頭部に狙いを定めないようにする。カラスが攻撃しづらいような行動をとることがポイントだ。カラスは自身の羽根が傷つくことを警戒するらしい。
2. 傘をさす
傘をさすことで自分を認識させなくし、狙われにくくなる。
3. カラスを意識せず歩く。
これはかなり難しい。巣が近くにあってそこを通らざるを得ない人は、1つ目か2つ目の対策を試してみるのが良いだろう。
いざ実践
今朝、ゴミを出すときにも同じような状況になった。ゴミを出しに行こうとすると、カラスが急に騒ぎ出して近寄ってきた。
そこで僕は傘をさしながらゴミを出しに行ったところ、無事にゴミを出すことができた。カラスの鳴き声がうるさくて少しビビりながらの作業だったが、問題なく済んだ。
皆さんも傘をさすことは効果的だと思う。
この時期、日傘として使うのもいいかもしれない。
絶対にやってはいけないことは…
カラスに攻撃することだ。
カラスは7歳程度の知能があり、5年間人の顔を記憶すると言われている。
嫌がらせをしてきた人間はカラス同士で情報共有される場合もあるそうだ。
その場の怒りで、石を投げたりすると5年にわたってカラスから復讐される覚悟を持った方がいいぞ。
皆さんもこの時期、カラスからの被害に十分気をつけて毎日を過ごしてほしい。
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