元祖平壌冷麺屋note(43)
「あれ、あるやろ?」
とハンメが、誰にともなく周りに訊ねていた。この時点では、難易度マックス。
しばらくして「あの丸一日放送するやつ」とヒントが加わる。
おもむろに始まるハンメクイズの答えは、「24時間テレビ」。
マラソンの話からカンペーの話に。19のバイトの子たちが、間寛平を知らなかったので、帰宅したら親の前で、「血ぃ吸うたろか〜」または「かい〜の」と、唐突に披露することを、宿題として与えた。
冷麺屋は、夏の慰労会。半日営業にして、午後五時から、町の中華屋さん「恵宝」へ。冷麺屋の常連さんのお店だ。
自分と娘を加えた従業員家族13名(うち子どもが4名)、パート2名、バイト4名(あと4名は欠席)で、二階を貸切。コース料理を食べながら、ひと夏の労働を労いながら、会話を楽しんだ。
娘と二人で、早めに退場。従兄弟の子どもたちと、スイッチで遊び疲れた娘は、帰りの電車で眠たそうにしていた。
帰宅してすぐに、宿題の、教科書音読と、足し算引き算カードをして、熟睡した。
さて、バイトの子たちも「宿題」を忘れずにしただろうか。(そして、カンペーの一発芸を強要することはパワハラになるのだろうか)
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