作家業は厳しい エッセイ

だんだんと年を取ると、淡々と毎日を暮らすことになる。読書をして、文章に起こすという作業が好きだ。これが日常だ。
 新しいものに出会うと、驚きがある。けれど、何万冊も読んでいると、だいたいパターンは把握できる。まあ、けれど、目新しさも、陳腐だな、と感じることもある。
 作家業というのは、ある意味、みんなの期待に応えないといけないから、大変な仕事なんだな、と思っている。わたしは本を出したことがないから分からないけど、大概の作家は、あまり売れない。作家一本でやっていくには、あまりにも厳しいらしい。それでも、書きたいと願う人たちが多い中で、ネット投稿は非常にいいものであると感じている。 
 本にして、世の中に出そうとすると、だいたい赤字らしい。これが出版の事実なんだなあ、と。

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