転生輪廻の流れの中にいる私たち 真説・八正道

さらりと書かれているのですが、私たち人間は この地球だけではなく 過去も(あるいは未来も)他の惑星にも生きて魂修行をしていたということのようです。ここまで スケールが大きい話だと 読んでいても 心は素通りして読み飛ばしていたように思います。

  過去世といっても せいぜい
江戸時代に生きていたんだろうか?
もっと遡っても
イエス様の時代に生きていたのだろうか?
お釈迦様の時代に教えを聞いた事があったのだろうか?という 程度での認識しかありません。

かつて、はるかなる昔に、神仏の意識体の一部が散乱し、大いなる「人間を創るという理念」の下に、個性化して現れてきたみなさんです。「そうした生い立ちがあり、いろいろな星において肉体を持ち、魂修行をしてきた」という歴史があるわけです。あるいは、なかには、「地球だけで初めて生きた」という人もいるかもしれません。しかし、本来の魂の流れから見れば、はるかなる昔に、他の星においても魂修行をしてきたみなさんであったのです。

真説 八正道p30

なぜ、「地球だけの転生」と言わず、「惑星を越えた転生」がありえるのでしょうか。そうした経験を通して、神仏はみなさんに、いったい何を与えようとしているのでしょうか。これを考えなければなりません。

宇宙創造の秘密
人間創造の秘密

反省の教えが とても 大きなバックボーンにもとにあると聞くと驚いてしまいます。

地球創造ではなくて、宇宙創造の秘密までというと、当然地球人だけではない話になってきます。

  そこに、この「宇宙創造の秘密」と「人間創造の秘密」があるのであり、「この両者の秘密について深く考える」という視点なくして、みなさんは人間であることを許されなくなってくるわけです。ー中略ー
 それは、みなさんが「創られた存在である」ということを、まず知らなければならないということです。「創られた存在である」と同時に「目的性を持った存在である」ということを知らなければならないのです。
 みなさんは、単に創られたわけではありません。椅子や机というような、その程度の目的のために創られたのではないのです。「創られた存在であっても、その創られたもの自体が、一つの大きな課題を持って永遠の生命を生きている。そのような魂の流れのなかにあるのだ」ということを知らなければならないわけです。

人間は 神によって
創られた存在である
目的性を持った存在である
創られた存在であっても課題を持って永遠の生命を生きている

この 視点から 人生を考えると 生きる意味が全く違ったものになってきます。

大川隆法総裁の教えは 新宗教という枠に収まるものではなくは当初より 宇宙時代までを視野に入れた大きな体系的なものであったと 1980年代から出されていた 書籍を改めて読み返して思うのです。

基本経典の最初の一作目
太陽の法

 あなたがた自身の魂の奥にある記憶の宝庫のなかには、過去何十、何百の文明に生まれかわった記憶が厳としてあります。霊能を持った特殊な人だけにあるのではありません。それは、すべての人に、平等に与えられている、魂の記憶なのです。しかし、人間は永遠の転生輪廻で培った英知を、肉体に宿ったという、ただそれだけの事実で忘れてしまったのです。

あなたがたが、自分自身だと思っているものは、あなたがたのほんものはでなくて、ぬいぐるみにしかすぎません。肉体とは、魂がこの世で修行を積むためののり舟であり、自動車にしかすぎないのです。ですから、舟の舟頭が あなた自身であり、自動車の運転手が あなた自身であって、舟や自動車はあなた自身ではないのです。

太陽の法p294

わずか、十年や二十年の学校教育で受けた知識を持って、世界のすべてがわかったなどと思ったなら、とんでもないまちがいなのです。

学校教育や 家庭で教えられることだけで すべてを判断してしまうと…
ある意味で 人間の魂が本来持つ 力を失っていくのかもしれません。
 特に現代では 唯物論、無神論の考えが 世界中で拡がり、学校教育はそのなかに どっぷり浸かっています。


人間の魂は、仏からわかれていたものであり、仏の自己表現の芸術であると言ってよいでしょう。ところが、人間は、創造の自由と、行動の自由を与えられたことから、孫悟空のまねをして、わがままいっぱいに生きてきました。

そして、いつのまにか、親である仏のことを忘れ、自我我欲と煩悩のままに、地上波生活を営むようになってしまったのです。実在界の天国よりも、この地上界に執着を感じはじめたときに、人間の堕落は決定的になりました。だから、地上そっくりの欲望と闘争の世界をあの世につくり、そこが地獄となってしまったのです。

親である 仏のことを忘れ、(神と言ってもよいでしょうが)自我我欲と煩悩のままに、生きていながら、この世的な地位や立場や財産を求める者も、地獄を作り出していきます。

忘れている 教えを いま一つ一つ読み直して心に留め置きたいと思います。

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