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山茶花(サザンカ)

さざんかさざんかさいたみち
たきびだたきびだおちばたき
あたろうかあたろうよ
しもやけおててがもうかゆい🎶

お正月飾りが街を飾りだすと
神棚の御札も取り替えなければいけなくなる。神も仏もないような世の中なのに変わらず祀ることへの継承は粛々である。もう「私は氏子です」と言える人は確実に減っているし家の中に神棚を祀っているのは昭和を生ききった年代しかないだろう。あれだけ辛い
戦中を過ごした親たちも旗日には必ず日の丸の旗を門前に掲げていたものだ。そこには
賛否あるが神の国ニッポンということになる。あまり大袈裟に言うことはなかったが
丁寧に日の丸の旗を扱う父の姿には
説明しきれない心の内があっただろうことは
後々わかるようになるが、、矛盾した行為を
突っ込んで聞いたことはない‥
神棚をもつ家のお世話をするようになってから折々に榊を変えたりしている。年末になるとさらに神棚をキレイにしなくてはならない。父がいつも神棚掃除がかりで私はその手伝いをさせられていたので何となくやることは知っていた。まず御札を新しくしなければならない。そのためには住まい近くの神社に詣でていただいてくる。その時点で気づくのは氏子ではないということで‥どうやって御札をもらえるの??なのだ。そんな事になったので色々調べてみると、「お頒かち」という
もので社務所に行けばいただけるということだった。頒布会は知ってるが、、頒つなんて
初耳である。それは神様の念みたいのが閉じ込められた御札なので氏子たちにお分けするというような意味合いだと理解した。なんども言うが氏子ではないので、そこに行きつくまでに時間がかかった。もっと横の繋がりがあればとも思う。そしてニワカ氏子となって今年も社務所をおとずれた。もうイチョウが
落葉をほとんど終えて黄色い絨毯をしいている境内へ。ここの社務所の管理は常駐ではないので張り紙に書かれたお頒かちの日を確認する。なに時代なの?は神様の前なので黙したままになってしまう…という次第です。

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