アラフォー獣医師

地方都市で勤務獣医師として日々小動物臨床に携わっています。名医では無いですが、今までの…

アラフォー獣医師

地方都市で勤務獣医師として日々小動物臨床に携わっています。名医では無いですが、今までの経験を活かし、思っていることを発信していきたいと思います。個人的にまだまだ情報不足であるウサギさん、ハムスターさん、フェレットさんを中心に発信します。どうかよろしくお願いします。

最近の記事

メスウサギさんの避妊手術のすすめ!②

ウサギさんの子宮腺癌について思うこと ”メスウサギさんの避妊手術のすすめ!①”の記事で、 メスウサギさんの子宮腺癌の病気について、避妊手術の必要性を私なりに説明させてもらいました。 避妊手術の必要性に対しては、いろいろな意見はあると思います。しかし、 ”発生率の高さ + 重症化した時の本人の苦しさ” と ”避妊手術の麻酔リスク” を天秤にかけると私はやはり手術をすすめます。 そこで、今回の記事は”メスウサギさんの避妊手術のすすめ!②と題しまして、手術はどういう流れで

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    • 自己紹介

      はじめに 私は、地方都市で勤務医として働いている小動物臨床獣医師です。現場に出て約20年が経過しようとしています。 きっかけ 私がnoteを通じて情報発信しようと思ったきっかけは、 「飼い主様が発信する情報は溢れているが、まだまだ獣医師からの情報が少なく何を信じてよいかわからない」 と診察中に言われました。 特に「犬、猫は様々な情報が溢れているが、ウサギさん、ハムスターさん、フェレットさんの情報がまだまだ少ない」 と直接言われます。 なので、先ずはウサギさん、ハム

      • メスウサギさんの避妊手術のすすめ!

        ウサギさんの子宮腺癌について思うこと① はじめに 私は、勤務獣医師として小動物臨床に携わっています。当院はウサギさん専門の病院ではないのですが、1日平均5~10羽のウサギさんを診察しています。 最近思うのは、食事の改良や飼育情報が普及してきたこともあり、ウサギさんの寿命が年々伸びており、長寿のウサギさんを診察する機会が増えてきているように感じます。 一方で残念ながら1カ月に1回は、新たな子宮疾患(主に子宮腺癌)に遭遇します。

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      メスウサギさんの避妊手術のすすめ!②