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とある大学生の日常

大学生は授業を受ける。眠い目をこすり、喉の渇きと頭痛に耐えながら学校に行くこともある。それでもたまに行ってよかったと思う時がある。

5月25日 長岡ゼミの中で育休についての興味深い話が出た。ある地方の小さなガソリンスタンドは人手が足りず、育休を認めると人手不足で潰れてしまうかもしれない。このガソリンスタンドが潰れると近くの人々は遠くのガソリンスタンドまで行かなければならず、生活が不便になる。この場合、このガソリンスタンドは育休を認めるべきだろうか。


育休について学んだ時のゼミの様子

6月1日 ミクロ経済学入門の授業の中でトレードオフという概念を学んだ。この問題は個人の家庭と公共の便利さのトレードオフと言えるだろう。

6月5日 社会学LCの授業の中で功利主義を学んだ。この問題では育休を認めないことが幸福の最大化に繋がるだろう。

6月6日 経営組織論の授業の中で問題設定の重要性について学んだ。この問題では人手不足と育休を両立するためにはどうするべきか、と問題設定を変更して考えることも出来るのではないか。

大学生は授業を受ける。その中で知識が有機的な繋がりを持つことがある。それが学びの魅力の1つであると思う。


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