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この時だけの限定スイーツ【麻布十番納涼まつり】

前回のつづき。

【バルレストランミヤカワ】のパスタパエリアとサングリアを堪能した後は、ワッフルが人気の老舗和菓子店【紀文堂(きぶんどう)】へ。

こちらのお店、1910年(明治43年)創業で当初はかわら煎餅を販売していたのだが、2代目が現在の看板商品でもあるワッフルの販売をはじめたんだそうで、今なお手焼きにこだわっている。ちなみに今は4代目。

銅製のボウルに入った生地を型に流し入れ、表面がフツフツと泡立ってきたらひっくり返す。

【麻布十番納涼まつり】の期間は販売メニューが限られているのだが、この時のみの限定メニュー、バターワッフルが食べられる。また、アイスクリームを添えたワッフルが5種用意されている。

バターワッフル:200円

ふわふわやわらか生地のワッフル。
焼きたてアツアツなのでバターもあっという間に溶けるが、生地にバターが染み込んで、うんまっ!
これは焼き立てだからこそ味わえるワッフルなので、並んででも食べたくなるな。

ワッフルアイスクリーム:500円

焼き立てのワッフル生地にお好みのソースをかけたアイスクリームを乗せ、その上に、紀文堂の人気商品である玉子せんべい(麻布十番の文字が刻印された丸いせんべい)とロール状のパピロせんべいが添えられている。

正直、玉子せんべいはさして期待をしていなかったのだが、香りよく、食感もバリバリしていてうまいじゃない。パピロせんべいもはハードな食感でアイスクリームによく合う。

どれも素朴ではあるのだが、古臭さを感じさせない、おいしいスイーツであった。

今年は、お酒をメインに売っている出店が多くあったような気がするのだが、その中の一店【BAR CENTIFOLIA(バー センティフォリア)】へ立ち寄る。

こちらではシャンドンブリュットとカップアイスクリームを販売しているのだが、このカップアイスクリーム、なんとウイスキーが使われているとのことで、気になり足を運んでみた。


シャンドンブリュット:900円

シャンドンブリュットはオーストラリアのスパークリングワイン。
スッキリとした辛口で夏の昼間にぴったり。

ソルテッドキャラメルウイスキー:900円

【センティフォリア】特製のアイスクリーム。

アルコール度数3.5%。ウイスキーが使われているので、ガッチリと固まってはおらず、気持ち溶け始めのようなやわらかさ。

ベースのウイスキーはスコッチなのか?
塩味がキリッと効いたアイスクリームはキャラメルの焦げた感じがプラスされることでピートが効いているかのようになり、ちょっとボウモアのようでもある。

こういうお遊びも適当じゃないところが、麻布十番まつりの魅力の一つなんだよな。

【富麗華】編へつづく。

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