隠れ家カフェ【COFFEE 葵】@虎ノ門
神谷町から虎ノ門ヒルズ方面へ向かう途中目に留まった『COFFEE』の文字。
看板の裏面(表面?)には『路地裏にある小さなROASTERY CAFE 【COFFEE 葵(コーヒーあおい)】』と記されている。
矢印の示す路地に入ると、突き当りが愛宕神社の女坂のようだ。
突き当りまで進むと、アパートの1階にその店はあった。
小さな店舗ということもあり、店内はほぼ埋まっていたが、席が空いたら連絡をくれるというので、お願いする。
黒を基調としたシックな空間。
カウンター4席と二人掛けのテーブル席が1卓ある。
カウンターの奥にはベゼライーグルのエスプレッソマシンだろうか?
このエスプレッソマシンといい、この薄暗さといい、かつて足を運んだ本厚木の【カフェ鈴木】を思い出す。
ロースタリーを謳っているだけあり、小型の焙煎機もある。
コーヒー豆は浅煎りが2種と中・深煎りが3種あり。
ハンドドリップとアイスコーヒーは好きな豆を選ぶことができる。
いつもであればエチオピアを頼むところであるが、ちょっと珍しいコーヒーを注文してみる。
ブルンジ Nyangwe, Bourbon Natural(ハンドドリップ):680円
グアテマラ El Injerto Washed (アイスコーヒー):680円
ブルンジの特徴はベリー系で、複雑なフルーツの味わいがするとのこと。確かに、酸味がキュンと効いていて、後味に華やかな香りもやってくる。
アイスコーヒーは急冷式で淹れる冷たいコーヒーとのことで、一旦ハンドドリップで淹れたものをアイスコーヒーにしているようだ。
苦味、酸味もほどよく効き、バランスの良い味。
チョコレートテリーヌ:630円
コーヒーのお供に注文してみたのだが、これ正解。
精製糖と小麦粉不使用のテリーヌはねっとりとした舌触りだが、なめらかでクチに運ぶと、スッと消えるかのよう。
濃厚なチョコレートの香りがあり、テリーヌ自体おいしいのだが、これを食べた後にコーヒーを飲むと、コーヒーがさらに香り華やかに感じられる。
バーのようでちょっと気取った風な店かと思いきや、バリスタの女の子は親切でフレンドリーさもあり、隠れ家的な感じ含め、居心地のよいカフェだな。
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