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寛ぎの空間とたまごサンド【カヤバ珈琲】@谷中

谷根千の人気カフェの一つ、【カヤバ珈琲(カヤバコーヒー)】。

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推定1926年(大正15)に建てられたというこちらの建物は、1938年(昭和13)に【カヤバ珈琲】として開業。

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2006年(平成18)に一度閉店するも、2008年(平成20)に復活。

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老朽化により、新しくし変えたものもあるが、基本、昔の雰囲気を残している。

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1階は昭和の喫茶店の面影はあるものの、シックな造りとなっているが、2階は一転して和の空間。

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角度が急な階段を上がると、そこには畳敷きの座敷。

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床の間もあったりして、ありがちな表現として、「おばぁちゃんの家みたい」という表現をする人もいるであろうが、おばあちゃんの家と言うよりは、民宿のほうがしっくりくる。

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午前中はおひとりさま女子の姿も多く、足を延ばして寛いでいる。

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8時~11時はモーニングメニュー。
すべてのメニューに絞りたてジュースか本日のスープとサラダがつく。

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カヤバ珈琲定番メニュー
たまごサンド:1000円

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焼き立てアツアツの玉子焼きがサワードウという酸味が効いたもっちり食感のパンに挟まれている。このサワードウ、狙ったわけではないけれど、カヤバ珈琲の待ち時間潰しに立ち寄った【VANER(ヴァーネル)】のパンっぽい。

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ペッパーが効いた玉子焼きに合わせるソースはフェンネルの香り広がるマヨソース?
パン自体にほどよく酸味が効いているので、ソースはさして主張せずとも実にいい味に。

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付け合わせのサラダのキャロットラペはあっさりした味の中にミョウガの香りがアクセント。

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スープは生姜とスパイスが効いている野菜スープ。

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野菜サンド:1000円

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シャキシャキレタスときゅうりに玉ねぎとトマトがたっぷり挟まっている。パンは同じくサワードウ。

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ソースは先のたまごサンド同様、フェンネルの香りのするマヨネーズソースだが、マヨネーズソースよりも、パン自体の酸味がソースの役割も兼ねている。

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このパン、耳もコキコキした食感でホントおいしい。【VANER(ヴァーネル)】で食べたカルダモンロールやパンオショコラもいいけれど、ウリであるサワードウはさらに光るものがあるな。

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搾りたてジュースはグレープフルーツジュース。
サラダは先のたまごサンドと同じ。

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コーヒー:500円
谷中ジンジャー:600円

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谷中ジンジャーはあえてのホット。やはりホットのほうが香りを楽しめる。甘さも控えめで生姜の香りがしっかり広がる。谷中生姜かどうかはわからないが、カップの中に生姜のスライスが1枚。

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昭和風情の喫茶店なので、コーヒーはしっかり深煎りかと思いきや、あっさりとした味わいの中に甘みも感じられ、おいしい。

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この日は窓から入ってくる風が気持ちよく(ちょっと車の音はうるさいけれど)、この空間に時間を忘れてしまいそうになるが、滞在は1時間半までとなる。

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すっかり寛いじゃったけど、そろそろ重い腰を上げますかね・・・。

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