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香りに癒されるスペシャルティコーヒー【ignis】@千駄木

昭和の雰囲気が残る、谷根千散策の人気スポットの一つ、よみせ通り商栄会にちょっと目を惹くコーヒースタンド【ignis(イグニス)】。道行く人が思わず足を止めてしまうこちらのお店はスペシャルティコーヒー専門店。

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窓と入口の扉が開放されているので、フラッと立ち寄りたくなる雰囲気を醸し出している。

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実にスタイリッシュでジャズが流れている。
店内には数は少ないが、カウンター席とベンチがある。

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一見無機質に思える店内だが、やわらかな雰囲気のバリスタが迎え入れてくれる。

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カウンターには8つのボトルが並び、それぞれのボトルの前にはこの豆の産地と特徴が記されたカードが置かれている。

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よくよく見ると、一般的に言われているような特徴を記載していたりもするのだが、コーヒー豆の産地よりも特徴を前面に記載してくれると、どんな香りのコーヒーなんだろうかと期待が膨らむ。

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そこへすかさずバリスタのおねぇさんが、お湯を含むともっと香りが広がりますよと、豆の香りが嗅げるようボトルのキャップを開けてくれ、注文する段階から楽しませてくれる。

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一杯ずつ丁寧に淹れてくれるのだが、淹れたてのコーヒーの香りを楽しませてくれるという、ニクイ演出。

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ブラジル FAZENDA GUARILOBA:1400円

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レモングラスなどハーブの香りが広がる。。。ナニコレ?!

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衝撃!

コロンビア CAUCA EL PARAISO LYCHEE:1000円

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こちらは甘いピーチの香りが広がる。

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茶碗に注がれたコーヒーは見た目の演出かな?なんて最初思ったが、おそらくそれだけではないな。と言うのも、カップよりも断然口が広いので、飲む際に、香りのシャワーに包まれるのだ。

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ブラジルのグアリロバのコーヒーはレモンの香りが広がるものの、やわらかな酸味で、甘みある味わい。

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コロンビアのエルパライソは香りは甘くピーチやライチのようであるが、淹れたての段階ではさほどピーチ感はない。しかし、時間が経つにつれ味わいと香りがリンクしてくる。

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いや~~どちらのコーヒーも香りよく、ずーーーとこの香りを嗅いでいたい衝動に駆られる。茶碗の中に顔をうずめたいぐらいだ。

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スタンドのコーヒーとしては今回随分奮発したが、店に入った時からのパフォーマンスを考えると、決してお高いコーヒーではなく、何よりも、こんなにも最初から最後まで香りに魅せられたコーヒーは初めてかもしれない。またお気に入りの一軒が見つけられたな。



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