リスペクトコラムです。(元記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231227)
さぁ今日はどういう事例で行こうかと、J's LINK(オフィシャルニュース)を観ていたら、さすが水戸さん!という素晴らしい事例がありました。多くのJクラブでは異競技のチームや、専属選手(テニスとか)が多く、その上で更に付加価値の高いクラブは、ブラサカのチームなど社会貢献性の高いチームを立ち上げて、活動されています。水戸さんがすごいのは、そういうチームの更に上を行く障がい者サッカーチームを立ち上げられたのです。他のJ2チーム(J1も)ではなかなかここまではできないと思う分、当ブログで「Jクラブの付加価値」シリーズで評価させていただいている水戸さんだからできた素晴らしい取り組みだと思います。
元々茨城県の県央地域には茨城水戸クラブという障がい者サッカーチームがあったそうで、23人の選手とともにそのチームを水戸さんが引き継いだようです。素晴らしいですね、引き継いでそのままトップチームと同じチーム名を付けるという。
更に素晴らしいのが、この取り組みは、水戸さんで元々推進している農業事業とつながっている事。メインスポンサーであるJX金属さんが実施している「内原ファーム」で働く障がい者の方も受け入れて、三位一体の素晴らしい事業に仕上げられました。農業×福祉×スポーツというスローガンも素晴らしい。他のJクラブの多くに、農業事業をされているところがありますが、今後は水戸さんに倣って、障がい者の方も参加していくようになるのではないでしょうか。そういう面でも先駆者である水戸さんの付加価値は高いと思います。そして、当ブログの大好きな地域貢献ホームタウン事業のうれしいニュースを知りました。
前の記事で今季初めにしっかりにも書きましたが、Jクラブの一般的な「ご当地選手」事業は、担当の自治体と絡んで終わりですが、水戸さんは違います。その貢献活動をSNSでレポし、その活動実績をポイント数で優勝を争うと言う画期的な事業です。初めてこの事業を知った時は本当に驚いたものでした。MVPの選出も素晴らしいですね。小島社長の最終判断で決めるというのも面白い。水戸さんも育成クラブとしては結果を出せてきているので、そろそろ成績の方でも頂を極めてはいかがかと個人的に思います。J2の古豪として、来季も頑張って欲しいと思います。
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