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Kilchoman Loch Gorm 2022 (ABV 46%)

マレーシアにもようやくロッホゴルム2022が入ってきました。
ロッホゴルムはキルホーマンファンが毎年楽しみにしているボトルで年1回のリリース、そしてオロロソシェリー樽熟成品です。
NASですが確か5〜8年熟成だったと思いますが…正確な情報は知りません。

香りはシェリー由来のレーズンが多くを占め若干サルファリーもあります。
が、そこはキルホーマン、土系のピートもしっかり主張します。
私はこの土系のピートを嗅ぐとあぁいつもの美味しそうなキルホーマンだなと期待してしまいます。
あとはハチミツとラベンダーの香りが奥に感じれるといったところで、例年に比べるとピートの香りは弱めかなと感じました。
味わいは口当たりから甘いハチミツとブラウンシュガーとレーズン、そしてオイリーなスパイスとハーブが見事に調和。
ピートがちょっと浮いているかなという感じですがこれこそキルホーマンのらしさですね。
この味わいが中間にかけて甘味とピートが増しながら続きそのままフィニッシュが中程度に伸びます。
やはり毎年期待を裏切りませんねロッホゴルム、開栓したてなのに美味しい。

加水すると香りは甘さが強くなりピートが穏やかになります。
味わいは樽のえぐみというかシェリーのえぐみが強くなるので私は微妙でした。

ロックにすると香りは更に穏やかになります。
味わいは甘さは出ますが樽のえぐみも多少あります。

これはわかりやすくストレート一択ですね笑

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